学校長挨拶

 平成17年4月1日付けで校長に就任いたしました松本です。

 横山高校は、昭和23年、地域の青年達の勉学への熱い思いが実を結び、小学校を間借りして、定時制農業科としてスタートを切り、幾多の変遷を経ながら57年目を迎えました。校内は多くの木々や草花で彩られ、四季折々に豊かな自然を感じることができる環境にあります。普通科・園芸科・家政科の三学科を併設し、いずれの学科においても、自然との共存のなか、里山に抱かれ、人に優しく、学ぶ事の楽しさや、成就感を味わうことの出来る授業を通じて「生きる力」を育成してまいりました。

 しかしながら本校は教育改革プログラムの再編整備計画により、平成19年度末を持って閉校することが決定されています。本年4月には最後の新入生が入学しました。学校として残されたこれからの3年間、様々な取り組みをとおして生徒の「生きる力」の育成を図っていくことはもちろんのこと、開かれた学校づくりをとおして「地域の学校」としての役割を今まで以上に果たすことができるよう、全教職員が一体となって頑張っていきたいと考えております。

大阪府立横山高等学校長 松本 裕明

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