昨年(2021年)の11月に高等学校生物教育研究会が主催する生徒生物研究発表会が開催され、芥川高校生物部のメンバーも参加しました。生物部は日頃の活動の様子や微生物の観察について発表し、他校の発表を聞いたり、交流したりもしました。
さらに、この交流で知り合った大手前高校の生物部と後日交流することもできました。芥川高校のウーパールーパーは、個体の老齢化や相性などの問題で、近年なかなか繁殖がうまくいっておらず、たくさん卵をふ化させた大手前高校から幼体をいただき、飼育することにしました。
今後は、芥川高校に大手前高校をお呼びすることになっています。また、来年度の発表会に向けて、部員たちは研究の準備を始めています。
生物部顧問 内田暁代
【次の文章は、生物部・部長の松浦さんのレポートです。】
こんにちは芥川高校生物部です。
2021年11月23日に「生物研究発表会」が長居公園で開催されました。毎年この時期に開催されており、大阪の高校の生物部が集まり、研究した事や生物部の活動を報告します。
芥川高校は今年も参加し、活動報告をしました。
研究部門ではミルワームを使った研究や微生物の培養等の様々な方法で研究している生物部があり、非常に興味深い話が聞けました。
各生物部の発表が終わると交流時間があり、そこで高槻北高校、大手前高校の生物部と交流し、12月21日に大手前高校に訪問する事になりました。
芥川高校の生物部では、ウーパールーパーの繁殖が上手くいっておらず、数が少なくなっていたので、大手前高校生物部からありがたくいただく事にしました。
その他、アカハライモリの赤ちゃんもいただきました。
大手前高校生物部の部室に入ってみると、芥川高校生物部室とはかなり違っていました。
ミルワームを飼っていたり、とても大きいサイズのウーパールーパーを飼っていたりしていて、とても良い飼育環境でした。
互いの生物部の特徴や活動を話し合ったりもしてさらに交流を深めました。
ウーパールーパーの幼体は性別が分かりにくいので、勘で4匹選ばせてもらいました。
アカハライモリはとても小さい幼体を3匹もらいました。
次は、大手前高校の生物部を芥川高校に招き、芥川で採集などの活動ができたらと考えています。
このように、生物部同士で交流ができ、色々な研究の話が聞けるので、生物研究発表会はとても良いイベントだと思いました。
2年8組 松浦健佑