連続ミニ講座 第3回 合理的配慮と基礎的環境整備

  今回は合理的配慮と基礎的環境整備についてお話します。まずは、下の3つの図を見てください。

①3人で野球観戦をしています。しかし塀があって、観戦できない人もいるようです。
 

1.jpg

②この球場には配慮があって、ブロックが用意されていました。一人ひとつずつ分けましたが、まだ観戦できない人がいるようです。
2.jpg 

③今度はこのようにブロックを置き直しました。これでみんな観戦することができますね。 

3.jpg さて、この球場にはもともとブロックが用意されていました。これがいわば基礎的環境整備。そして一人ひとりのニーズに合わせてそれが用いられている点が、合理的配慮といえるでしょう。
合理的配慮の基礎となる環境の整備を「基礎的環境整備」といいます。基礎的環境整備と合理的配慮、つまり、全体に対する配慮と個別の配慮がうまくあわさって、支援が成立するのですね。
この関係をわかりやすく示したものが、下の図です。

4.jpg

 
   文部科学省「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)参考資料」(平成24年)を参考に作成
 

  

 よくいわれる授業のユニバーサルデザイン等も、基礎的環境整備のひとつだと考えることができるでしょう。みなさんの学校では、支援イコールUD(ユニバーサルデザイン)になっていないでしょうか。子ども一人ひとりに対する気づきを、大切にしたいですね。
(支援教育推進室)

 

 

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