12月10日(火)、教育センター内の美術・工芸室で美術のワークを実施しました。美術ワークは、制作過程における会話を通して、個々の着想や表現の肯定的な受け止めを促すことで、自己効力感や自己肯定感が高められ、心理面や行動面での変容が促されることを目的としたものです。今回はステンシル技法を使いました。
はじめに、通室生たちはそれぞれがどんなデザインにするのかを考え、デザインの元となる図形をシートに写し、デザインカッターで切り抜いて型紙を作りました。次に、真っ白な紙袋に型紙を置き、スポンジにアクリル絵の具を付け、型紙の上からたたくように色をのせました。この手順で、型紙の配置や色を工夫して何度も着色し、紙袋が通室生それぞれのオリジナルなデザインに仕上がりました。
通室生たちは、「初めてこの技法を使ったけれど、上手くできたので良い経験になった」「難しかったけれど楽しかった」と感想を述べていました。
教育相談室