藤支バザー通信 vol.1

藤支バザーで毎年大人気の商品といえば、手作りの車いす用バッグ。車いす用バッグは藤支の半分以上の児童生徒が使っている・・・と言っても過言ではないくらいです。

子ども達の学校生活の大切な相棒ともいえるこのバッグ、どなたが作って下さっているのか皆さんご存じでしょうか?

作って下さっているのは、今年6月に33歳になられた本校卒業生 高見良平さんのお母さまです。布のご準備、縫製、ラッピングまですべてボランティアで行ってくださっています。

良平さんが藤支ですごした日々は宝物のように大切な思い出だとおっしゃる高見さん。毎年、車いす用バッグだけではなく、ポーチやコップ袋などたくさんの手作り品をご寄付してくださっているので、「作るの大変じゃないですか?」とお伺いしたところ、こんなお答えが返ってきました。

『良平が藤支に通っていた日々を思い出したり、今、藤支に通っている子どもたちの事を想いながらミシンに向かう時間はとても楽しいんです。だから全然大変じゃないんですよ。』

こんなふうに藤支の子どもたちのことを大切に想いながら、毎年毎年たくさんのバッグやポーチなどを作ってくださっているんだなーと、高見さんの優しいお気持ちに触れ、役員一同、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今年度のバザーにもたくさんの作品をご寄付してくださっています。藤支の子どもたちへの愛情がいっぱい詰まった高見さんの手作り作品、ぜひバザー会場で手に取ってみてくださいね。