高齢者疑似体験

授業中なのに、廊下から生徒の大きな声がするので、何ごとかと思い覗きに行きました。
生徒達は顔にはゴーグルのようなもの、脚には重りのようなものを着け廊下や階段を歩いています。
何かと尋ねてみると、家庭科の授業で「高齢者疑似体験」をしているとのことでした。

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ゴーグルは視界が狭くなる特殊なもので、また脚の重りは高齢になると体のバランスが悪くなるので片方にだけ着けて、それぞれ高齢者に視野や動きを疑似体験していたのです。
「こんな見にくいと思えへんかった」と話していました。
貴重な体験をしたことでしょう。
家庭科の授業、調理実習や裁縫のようなことを想像しますが、もちろんそういうのもありますが、現在はさまざまなことを学んでいます。
今回もその一つです。
1994年から高校の家庭科男女共修が始まりましたが、最初はどうなるのだろうと思って見ていましたが、家庭科に興味があるかないかだけの問題で、そこに男子も女子もなかったそうです。

また面白い授業があれば紹介していきます。