10月13日(木)の3限目に、理科演習という授業で生徒実験を行いました。
参加した生徒は理科好きの生徒11人です。今回の実験は「ニワトリの解剖」で、目的は「脳と神経について理解を深める」ことです。お肉屋さんで仕入れたニワトリの頭をオートクレーブで滅菌したものを使いました。圧力鍋で煮たようなものです。ニワトリは骨まで軟らかくなっているので、大がかりな道具は使わず、2本のピンセットだけで解剖できます。最初はニワトリの頭を恐る恐るスケッチしていた生徒も、いざピンセットを持つと積極的に解剖を行っていました。皮を剥がし、骨を剥がすと脳が見えます。脳と眼球をつなげたまま取り出し、神経の構造が確認できたら満点です。
中には、教師の見本よりうまく解剖できた生徒もいました。短時間でしたが、生徒にとっては初めてだらけの1時間になりました。