今日はいよいよエスペランスを旅立つ日です。
午前8時前にバス停に集合し、ホストファミリーと最後のお別れの挨拶をします。笑顔でハグする生徒もいれば、泣き出してしまい、つられて涙するホストマザーもいました。それだけ良い思い出が作れたのでしょう。
エスペランス校での語学研修はこれで4度目です。エスペランスとの交流は元を辿れば、実は意外なきっかけがあったそうです。5年前まで、本校はオーストラリアの別の学校を訪問していました。ところが4年前にやむを得ない事情があり、受け入れを断られてしまいました。新たな研修先を探していた時に、救いの手を差し伸べてくれたのがエスペランス校だったそうです。そこから毎年、エスペランス校の先生や生徒は元より、地域の方たちもホストファミリーとなって本校の生徒を歓迎してくれています。今朝見送りに来て下さった校長のカー先生にご挨拶をした所「このプログラムをこれからも続けていきたいですね。」との返答を戴きました。
素晴らしい生徒やご家族と出逢えた貴重な体験です。ぜひこの縁を大切にして下さい。FacebookやLINEなどのSNSを使えばいつでも連絡を取ることができます。誕生日にテレビ電話でお祝いをすることもできますし、エスペランスで何か事故が起こったとしても、すぐに安否を確認することができます。そしていつか再会し、成長した姿を見せることができるといいですね。その為にも、これからも努力惜しまず、たくさん勉強して下さい。そして語学研修という学びの機会を作ってくれた先生たち、何より皆さんのことを支援してして下さった保護者の方たちに感謝し、多くのことを学んで下さい。様々な経験から学習し、自身の可能性を広げることが、今の皆さんの役割りです。皆さんが今回の研修を自身の成長の糧にできることを心から祈っています。