高齢者体験(家庭科)と学年通信

家庭科の授業では先日のマタニティ体験に続いて高齢者体験を行っています.

細かい作業.jpg視界と足.jpg

視界が悪くなるメガネをかけたり,足が重くなるような装置をつけたり,手先の細やかな作業がしにくくなるようなものをつけたり・・・.教科書では体の変化について色々な記載がありますが,このような形で疑似体験を行い「どのように介助すると相手が楽なのか?」を考えるキッカケとされています.(画像は家庭科の先生からご提供いただきました)「相手の思いに気付く」ということは存外難しいものです.どのような場面でも.それが,「自身が体験したことないこと」であればなおさらだと思います.単に,マタニティ体験や高齢者体験だけではなく,そこから「相手の思いを十分に考えて行動する」ということの難しさなども感じて,日々の生活に生かしていくキッカケにできれば素敵だと思います.

例えば,どこかの学年主任は痛風になり「普通に歩けるって素晴らしい」と感じたそうです.そういうところで「ああしてほしい」「こうしてほしい」と感じたことを,次は困っている誰かにできるようになると素敵な人間関係が構築できるのではないかな,と思います.36期生のみんなにもそんな優しさを持ってほしいなぁ.

本日配布する学年通信もアップします.以下のリンクからお読みください.

36期生学年通信第60号 (オンライン配信用).pdf