ビブリオバトル!

今日は、総合的な探究の時間の中で、各クラス「ビブリオバトル」を開催しました。「ビブリオバトル」とは、好きな本を紹介し合って、本や人について理解を深めるコミュニケーションワークです。

最初は「先生、全然自信ないー」とか「人前で話すの苦手なのに」とか言っている生徒もいました。ですが、「じゃあ、ビブリオバトル始めます」と言った途端、みんな一斉に本をばっと用意して、びっしり文字で埋まったメモ用紙を机に出しました。なんだかんだ言って、やる時はやる!さすが76期生たちです。

それにしても、本当に面白い本を見つけてきますね、76期生たち。思わず、私もメモを取りました。

どうせやるなら1番輝いた人を褒め称えたいと思い、各クラスのチャンプ本(最も読みたくなる本を紹介した人)を決めました。

各クラス、すごく準備を頑張ってくれたのか、話し方にも様々な工夫が見られました。

例えば、話の最初に「〇〇を知っていますか?」とか「〇〇だと思う人は手を挙げてください」など、聴く側をひきつけて話をする生徒も多くいました。一方的に話し続けるのではなく、相手に語りかけているように感じられてすごく良いと思いました。

また、「実はこの本、〇〇が主演で映画化している作品の原作なんです!」とか「この本はアニメ化されていて、歴代〇位の売り上げを誇っているのです!」などと他のメディアと関連付けて、いかに多くの人たちに評価されてきたかを力説する生徒もいました。

あるいは、自分の価値観や体験と関連付けて物語を心底楽しんでいるように話す生徒もいました。うまく話すことも大切ですが、同じくらい1冊の本を楽しんで読み、語ることは大切なんですよね。聞いていてこちらも楽しい気分になりました。

今回の「ビブリオバトル」は、総じてすごく盛り上がって大成功でした!

ちなみに、各クラスのチャンプ本は、次回の学年通信に掲載予定です。お楽しみに!