0.103という「小さな差」

みなさん。こんにちは。

大阪府立市岡高等学校体操部のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

東京オリンピック盛り上がっていますね!

昨日は、体操男子団体総合決勝が行われました!

結果は惜しくも2位ということで金メダルには届きませんでしたが非常に良い試合をしたと思います。ここ最近のオリンピックを振り返ってもみても本当に良いチーム戦だったように思います。

優勝したロシアとの差は「0.103」という「小さな差」でした。

これは、1つの技に対して、一瞬のつま先や膝の曲がり、着地の小さな一歩程度の減点です。ちなみに、落下や着地で転倒してしまうと1.0の減点になります。

体操競技とは、この一瞬の減点で、日本代表選手になれるか、さらには、オリンピックでの金メダルか銀メダルなのかが変わっていく競技です。

選手達は、この点差を少しでも無くしていけるよう日々練習に励み、トータルで何万時間も人生をかけて練習してきたと思います。

結果としては惜しまれる部分もあり、選手自身が一番悔しい思いをしてると思いますが、人生をかけて挑んだ選手達に心から「感動をありがとう!お疲れ様でした!」という言葉をかけてあげたいですね。

さて、この「小さな差」というのは、体操競技に関わらず、他の種目で置き換えると、水泳や陸上競技などは、1秒未満の争いになることが多々ありますよね。

勉強に置き換えると、受験の点数で1点の差で不合格になり、志望していた学校へ行けず人生が変わってしまう場合もあると思います。

この「小さな差」を少しでも無くしていくために、日々努力を積み重ねている人達は、この世の中にたくさんいると思います。

この「小さな差」をうめるためには、想像を絶する努力が必要になってくると思いますが、そういった正しい努力ができる人間になりたいですね。

本校体操部員にもそういった努力や頑張りができるように指導し、声をかけていきたいと思います。

体操競技も含めて、まだまだ東京オリンピックは続いていきますが、この大会がコロナ禍で開催されていることへの感謝を気持ちを忘れず、画面越しではありますが、選手達に対してしっかりと声援を送りたいと思います!

体操部顧問

藤田上総