東京オリンピック(体操競技)を終えて...

みなさん。こんにちは。

大阪府立市岡高等学校体操部のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、東京オリンピックも終盤となりましたね。

体操競技としては全日程が終了しました。

みなさんは観戦されましたでしょうか。

スポーツが与える影響というのは、本当に素晴らしいものだと改めて感じましたね。

開催については賛否ありますが、選手達は開催されたことについて、心の底から感謝の気持ちを持って競技に挑んでいたように思います。試合後のインタビューで開催について感謝の気持ちを述べている選手もたくさんいましたよね。また、結果はもちろん大事ですが、それ以外に見る人を魅了する姿も多く見られたのではないでしょうか。

開催に賛成じゃなかった人が、少しでも、また一人でも「開催して良かった!」と感じることができたのであれば、開催した意味があったのではないかと個人的には思います。

一方で体操競技としては複数のメダルを獲得できました。惜しい結果となった種目もありましたが、これも含めて競技ですよね。また、体操競技は採点種目なので、客観的に見て判断される種目です。その中でも周りが思っていたよりも「高い評価や点数」が出たり、その逆も多くあります。このことについて、SNSなどで話題になっていました。

「点数が出過ぎではないか!」
「自分たちの国の方が強い!」

などなど、この程度のことならまだ良いかもしれませんが、選手個人にダイレクトメッセージで、誹謗中傷を与える人もいましたね。
非常に悲しく残念な出来事でした。
選手は常に目の前の大会や本番直前では、自分自身の身体面や精神面と戦いながら真剣に勝負に挑んでいます。
その選手に対して誹謗中傷することは、人としてあってはならないことですよね。

みなさんもスポーツのみならず、受験や面接、さまざまな試験等に対して真剣に向き合えば向き合うほど、誹謗中傷があったら嫌だと思います。そんな人が少しでも少なくなってほしいものです。


オリンピック・パラリンピックはまだ続きますが、感動や記憶が残る大会であって欲しいと思います。


本体操部員にも「練習や活動をさせてもらっている」ことへの感謝の気持ちを忘れないよう声をかけていきたいと思います。

東京オリンピック開催に感謝!!


体操部顧問
藤田上総