なぜ芸術を学ぶのか?

 本日6月13日の1年の産業社会と人間、テーマは「なぜ芸術を学ぶのか?」でした。とても内容の深い1時間でしたね。あなたたちの意見やコメントを聞きながら、「なるほど・・・」とうなずきながら聞いていました。そして、「私ならどう答えるだろうか?」と考えていました。

 そこで、私の考えを少し述べたいと思います。そもそも「芸術をなぜ学ぶのか?」という問いの前に、「芸術とはなんだ?」ということです。誰か、言ってましたね、「芸術は爆発だ!」って。私は、芸術とは、「美の追求」だと考えています。何が美かは、人それぞれ違うと思うのですが、人がそれぞれ持っている「美」を如何に表現するのかが芸術ではないかと思います。それぞれ、手段は違いますが。

 それでは、私が考える「美」とは何かということですが、私は「リアリズム」だと考えています。対象は何であっても、如何にリアルに表現するかが、「美の追求」だと考えています。それは、人の心の表現でも言えます。私は、こう考えて芸術を鑑賞しています。特に絵を鑑賞するのが好きですね。

 私の好きな絵は、レンブランド。ルネッサンスの画家です。彼が描いた息子の絵は、かなり気に入っています。フェルメールも好きです。少し前に「チューリップフィーバー」という映画がありました。レンブランドやフェルメールが描いた当時の人々が、登場する映画です。見ていて、「あ・・・絵が動いている」と思えます。登場人物に若い画家が登場しますが、どうもモデルはフェルメールのようですね。そして、もう一つは、バルビゾン派のコローです。コローの絵は、フランス郊外の自然を丹念に描いています。森や林、そしてそこで過ごす人々に対する目線がとても優しいです。

 私が、芸術を学ぶ理由を述べろと言われたら、「自分の感性を鍛えるため」と答えると思います。音楽、絵画、書、古典芸能、それらを鑑賞することで、自分の「美に関する感性を鍛える」、それが私の答えですね。だから、美術館に行って、絵を鑑賞するとき、自分の心が何に動かされるのかを見つめながら鑑賞しています。

 皆さんは、どんな答えを書いたのですか?