3年保護者進路説明会開催!

 8月24日土曜日、3年生の保護者進路説明会が会議室で開催されました。当日、会議室は満杯状態。夏休みも終了し、いよいよ受験シーズン本番に突入していく時期です。講師として河合塾の進学アドバイザーを迎え受験に関するさまざまな情報提供、親の心構えなどの話があったと思います。

 もしかしたら、重なるところがあるかもしれませんが、私からも受験生を抱える保護者の皆様に少しお話ししたいと思います。          

1.受験生の親として一番大事なのは、家庭でのルーチンワーク

最初に言いたいのは、受験生を抱える親として子どもにしてあげることというのは、あまり多くないということです。いろいろ勉強のことや志望大学について話をするのは、よろしくないかもしれません。もう、高校3年生、親が「勉強しなさい!」と言ってやるような年齢ではありません。それよりも、親の立場としては、「支える」ということを基本に持ってほしいと思います。その最たるものが、家庭でのルーチンワークを守るということです。特に、守ってほしいのは、食事の時間、入浴の時間、就寝の時間、起床の時間です。受験勉強は、受験生にとってかなりしんどいです。だから、勉強に向かう時には、かなり決意と勇気がいるのです。勉強に向かう背中を押すのが、決められた時間に決められた行動ができる家庭でのルーチンです。これを守ってやってください。

2.親が模擬試験に一喜一憂しない

進学アドバイザーからも話がありましたが、模試の判定がどのように行われているかを考えれば、たとえ、D判定、E判定でも今の時期は、一喜一憂する必要はありません。それよりも模試のやり直しによって、自分の弱みをつぶしていくほうが大事です。親も、模試の結果を見て、「こんな結果だったら、第一志望を考え直さないと・・・」とか、「もっと勉強しなさいと言ったでしょう!」などと言ってしまうのは、百害あって一利なしです。きっちりとやり直しをしているかどうかを見守りましょう。第一志望の最終決断は、センター試験の結果が出る1月中旬で行いましょう。

3.高校卒業は、親離れ子離れの時期

自分の行きたい大学は自分で決めさせること。当たり前のことですが、私が今宮高校に赴任して先生方からよく聞いたのは、「親が子どもの進学先に関与しすぎる」ということです。特に、子どもを家から出さない傾向が強いと聞きました。とにかく家から通える大学に行かそうとするというのです。まず、大学選びは、自分が何を学び、何を研究したいのかが基本中の基本。その目当ての大学が家から通える範囲にあればそれに越したことはないですが、家から通える範囲を最優先に考えると、大学の選択肢の幅は急激に狭まります。特に国公立大学の選択は大きく狭まります。京阪神はもちろん、府大・市大は準難関校、そう簡単に手が届くわけでありません。ところが、全国の国公立大学を見てみると、特色があり、かつ様々なレベルの大学があります。特に理科系学部を希望している人は、全国を視野に大学・学部選びをするべきでしょう。教育・研究条件が私立大学と全然違いますからね。在阪のマンモス大学に行くよりは、地方の国公立で研究するほうが、理科系大学にとってはよっぽど有利です。そして、大学院に進む段階で、近畿に帰ってくるという選択肢もあるのです。親の気持ちとしては、進学を機に「親離れ・子離れする」という気持ちで臨まれるのが良いと思います。家から子どもを出して、「他人の飯を食う」ことで子どもは大きく成長しますから。

4.最後まで学校に来ることが大事

これから段々と受験シーズンが近づいてくると、学校を休んで家で勉強するという生徒が現れてきます。それは、受験への焦りからくる行動です。私は、このように学校を休んで家で勉強して志望を勝ち取った生徒を、ほとんど知りません。第一志望を勝ち取った生徒の多くは、きちんと自分の1日のルーチンワーク、朝から学校に登校するということを守ってきた生徒たちです。学校に登校して、共に受験を戦うクラスメートがいるからこそ、自分も頑張れます!親としても、焦りから「学校を休んで家でやったほうがいい」と子どもが言い出したら、要注意。きちんと話をして何が良いかを見極めてあげてください。

以上、私が今の段階で保護者にアドバイスできる情報を提供しましたが、いろいろと悩んだり相談したいことがありましたら、まずは担任の先生にしてください。担任の先生は、受験に関する最新情報や多くの受験生を見ています。適切なアドバイスがいただけると思います。

私と話をしたという方がおられれば、いつでも気軽にご相談ください。