ここまで変わったか!全国高校生クイズ2019!

 9月13日(金)日本テレビ系列で全国高校生クイズが放映されました。久しぶり、番組を見ました。そうすると、出題問題が明らかに昔と変わっています。言うなれば、昔は「知識の量と深さ」を問う問題で、[よくぞ、こんな問題に解答できるな・・・」という高校生が出場していました。当然、偏差値上位校が大半を占めていました。

 しかし、昨日放映された問題は、「身に着けた知識や技能をどう使うか?」という視点で作成された問題が多数出題されていました。例えば、巨大円柱の輪投げ、風船獲得ゲーム、モアイ像の移動、どれも限られた条件の中で、持てるだけの知識と技能を柔軟で大胆な発想で取り組んでいました。テレビを見ながら、「これ、どうするの?」と頭を悩ましていたら、「こうくるか!すごい!」という解決策です。まさに、現代を生きる力です。

 この全国高校生クイズを見てみても、今どんな力が求められているか、とてもよくわかります。正解の無い問題に対し、如何に知識と技能を使って、最適解を導くか。この番組、全国の高校教師は必見だと思います。