2学期終業式

 本日、12月24日(火)、2学期の終業式が体育館で行われました。長かった2学期も今日で終了です。3週間ほど前から「何の話をしようか」と考え始め、昨日まで話そうと思っていたことを昨晩考え直して、「読書の話をしよう!」と決めました。そんなことを考えて今朝新聞を買うと、読売新聞にうってつけの記事が載っていました。国立青少年教育振興機構が「読書をする際、スマートフォンやパソコンなどの電子書籍よりも紙の本を読む人の方が、何事にも進んで取り組む意欲や、多面的に考える力が高くなりやすい」という調査結果です。

 この記事を紹介しながら、「とにかく、今高生には本を読んでほしいし、新聞を読んでほしい。そしてニュースを見てほしい。ニュースが難しいなら、『池上彰さん』の番組を見てほしい」と話しました。集会では寒い体育館で長くなるのはよくないと思い話しませんでしたが、ここ数年、世界も日本も大きく動いています。世界がどっちの方向に向いて動いていくのか見えない状況です。だからこそ、社会に目を向けてほしいと思っています。私個人としては、来年度のアメリカ大統領選挙の結果が、今後の世界の動きの一つの節目になると思っているのですが・・・

 そして、最後に2冊の本を紹介しました。一冊目は「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」というブレイディみかこさんの本です。この本は、本屋大賞ノンフィクション本大賞を受賞した本で、今注目されている本です。実は、私も昨日買ったばかりなのですが、今日の朝から第1章を読んでみると、おもしろい!本屋にいっぱい積まれていますから、ぜひ手に取ってください。

 もう一つは、使える脳の鍛え方-成功する学習の科学」という本です。ピーター・ブラウン、ヘンリー・ローディガー、マーク・マクダニエルさんが書かれた本ですが、脳科学や最新の学習理論に基づいて、どのような学習方法が一番良いかが紹介されています。それによると、どうも今までの学校の勉強方法は、脳の記憶にはあまり効率がよくないとか・・・。学校現場で仕事をするものとしては少しショックです。でも頑張って読んでみようと思います。皆さんも、この本を読むと勉強方法が変わるかもしれませんよ。

 最後に本日保護者宛てに校長通信を発行しました。溝上教授と河合塾が共同で取り組んでいる「トランジション調査」についてです。ご一読いただければ幸いです。