校長通信第10号を発行しました!

 3月23日(月)、校長通信第10号を発行しました。お手元に届いていますでしょうか?昨日は、在校生の教科書購入でした。五月雨式の生徒の登校でしたが、校内に生徒の声が響きわたり、「やはり、学校はこうでないとだめだな...」と校長室で生徒たちの話す声を聞いていました。

 さて、生徒の登校に合わせて校長通信を配布したのですが、今回の内容は卒業式前に22期生の皆さんに実施した進路アンケートの分析です。アンケートに回答してくれた生徒の中で大学進学をめざした生徒をピックアップして分析を行いました。アンケート結果からいえることを集約すると次の2点ではないかと思います。

1.「もっと受験勉強を早くやっていればよかった・・・」という後悔

2.「もっと1・2年生の授業を大切にしていればよかった・・・」という後悔

です。22期生のこの声をきちんと聴いてほしいと思います。

 大学受験は、高校受験とは大違いです。高校に進学をするのは90数%の中学生ですが、大学に進学をするのは全国の高校生の約50%。母集団が違います。ということは、高校受験の時と大学受験の時の母集団における自分の位置(=偏差値)が異なるということです。まずは、この認識を持ちましょう。さらに、高校受験は、大阪府の中学生が競争相手ですが、大学受験は全国の高校生(少なく見積もっても近畿圏の高校生)が競争相手になります。全国的な視野で自分の実力を測ることが大切だと思います。

 残念ながら今は教育活動を学校で行えませんが、しっかりと家庭での学習を行ってください。4月に再会できる事を楽しみにしています。