スリランカの田村さんとZoomでお話!

 7月16日の1年生「産業社会と人間の時間」にお邪魔しました。というのも、スリランカ在住の田村さんとZoomで交流をするという話を聞いたからです。田村さんは、学年主任の三原先生の高校時代のお友達。1990年にJICAボランティアとしてスリランカに渡り、国際連合開発計画でのお仕事もされていた方です。

 5時間目は、田村さんの今までの経歴やスリランカでの仕事、内戦の話、教育の話などの資料を読んで、各クラスで田村さんへの質問を考える時間。後半は、田村さんに登場してもらい、自己紹介やスリランカという国の紹介などをしてもらいました。

 休憩をはさんで6時間目。1組の代表の生徒からに一つずつ田村さんに質問です。

スリランカの政治体制はどうなっているのか?日本とどこが違うのか?

医療はどのようになっているのか?

スリランカの人が世界一と思っていることは何か?

日本とスリランカの関係はどうなのか?

国際協力では、よく「箱モノ」を援助してその後のサポートやメンテナンスがなされていないが、スリランカではどうなのか?

スリランカに行ったとき、親はどう反応したのか?

などなど、多岐にわたる質問が出ていました。田村さんはその一つ一つに丁寧に答えていただき、とても生徒は勉強になったと思います。ありがとうございます。

 5時間目、6時間目と連続して1年生にお邪魔しましたが、こんな国際交流はいいですね。とてもリアルなスリランカが浮かび上がってきます。そうそう、なぜこのような企画が行われたかという事ですが、1年生25期生では、3年間の探究的学びをSDGsをテーマに取り組みます。今日はその一つの授業として、<日本の海外支援>をテーマに企画されたのです。教科の授業の中でも日本の海外支援については教科書などで学ぶ機会があると思いますが、このような日本の取り組みの中で、実際に海外で活動している日本人とリアルタイムに話ができるというのは、本当に貴重な体験だと思います。

私もとても勉強になりました。田村さん、本当にありがとうございます!