人権研修―性の多様性について

本日10月1日(木)、教職員の人権研修が実施されました。研修のテーマは、LGBT、というよりは「性の多様性」の問題です。研修のお題も

~あなたの身近にもいるLGBT、男女やLGBTだけじゃない!性のあり方は十人十色~

です。講師にお招きしたのは、井上 鈴佳氏。大学の卒業後に養護教諭として学校現場に従事され、「男の子が好き」という男子生徒との出会いにより、井上氏自身もレズビアンであるという事に気付いたという経歴のお持ちの方です。(この井上氏の経歴については、ブログに掲載することの了承を得ています。)

 性のあり方については今まで研修を受けたことが、私は少なからずありました。今回、井上氏の話を聞かせていただいて改めて感じたことを述べたいと思います。

一つ目。わかっていたつもりになっていたけど、話を聞いて改めて頭がすっきりと整理できたこと。それは、今ではLGBTという言葉が広く使われていて社会でも認知されているけれど、今回の研修のタイトルにあるように、「性は、男女やLGBTだけじゃない。性のあり方はほんとに多様だ」ということです。

二つ目。井上氏は、レズビアンであることを公にされているのですが、それ故に当事者から見た、また当事者であるからこそ、見たり、聞いたり、相談されたりという経験を話してくださったこと。これは、改めて「そうなんだ...」と考えさせられました。やはり、当事者の声を聞き、寄り添うという姿勢がとても重要であると思いました。

三つ目。教師としての関わりです。「カミングアウトされたとき」というスライドを見ながら、かつての教え子のある男子生徒の事を思い出していました。その男子生徒は私に「自分はゲイである」ことをカミングアウトしてくれたのですが、その生徒に「自分は十分にサポートできたのだろうか...。いや十分ではなかった」と反省しながら聞いていました。

性の多様性の問題、法的にも社会通念的にも、日本はまだまだ遅れています。今宮高校で学んだ生徒たちが、社会の中でこの問題にきちんと向き合えるように育ってもらうために、私たちも研鑽を積み重ねていきたいと思います。