柔軟性と執着心

リチウムイオン電池を開発した旭化成名誉フェローの吉野彰さんが『ノーベル化学賞』を受賞することが決まりました。本当に素晴らしいことです。大阪出身の吉野さんは「社会の役に立つ技術とは何か?」を問い続け、粘り強く研究を続けてこられたそうです。吉野さんは成功の秘訣に「柔軟性と執着心」を挙げられ、「研究成果が必要とされる未来が来るか。ゴールがあると確信を持てれば、少々の苦労はあっても必ずやり遂げられる」と語っておられます。春高生の皆さんの中からも世界を驚かせるような研究成果等を残す人が現れるかもしれません。そんな日が来ることを期待しています。