10月26日(木)6・7時間目を利用して、桜美会(同窓会)主催による卒業生講演会が、全校生徒を対象に実施されました。
講師には、本校4期生で国立極地研究所南極観測センター専門職員として勤務しておられる樋口和生氏をお招きしました。
樋口氏は交野高校を卒業後、北海道大学農学部に進学され、大学時代は山岳部に所属され、卒業後も山岳ガイドの傍ら北海道をはじめネパール、アラスカ、パタゴニアなど世界の山を登頂されました。その山登りの経験を生かして、2008年より第50次、第52次と日本南極地域観測隊員の野外観測支援担当として、昭和基地にて、2度の越冬を経験されました。
講演ではこの貴重な体験を豊富なスライドや動画を通してお話していただきました。普段知ることのない観測隊員の生の姿がわかる、大変興味深いお話でした。
放課後には、理科室にてセンターより送っていただいた南極の氷をコップに入れて、融けるときに出る太古の空気の泡の音(約2万年前)を聞いて楽しみました。
詳しくは、もう少し後に同窓会のHPにて報告します。