麗水(ヨス)女子高等学校とのWeb交流

 7月13日(土)午前10時から西選択教室において、韓国の麗水(ヨス)女子高等学校との「日韓高校生Web交流」を実施しました。本校14名と麗水女子高等学校20名の生徒が参加しました。本校の生徒は2名ずつ7つのペアに分かれ、それぞれのペアに麗水女子高等学校の生徒2名または3名が加わり、4名もしくは5名のグループがZOOMのブレイクアウトルームを用いて交流を行いました。

 最初に私から麗水女子高等学校の先生と生徒の皆さんに向けて、「短い時間ですが、いろいろな会話を楽しんでもらいたい。本日の交流後もやり取りが続くことを期待しています。日本に来ていただけるのであれば大歓迎します。」といった話しをさせてもらいました。今回参加してくれた麗水女子高校の生徒の皆さんは日本語を学んでいると聞き、私からは日本語で話しをさせてもらいました。互いの交流についても基本的に日本語でやり取りを行っているようでした。

 最初は互いに緊張していたようでしたが、すぐに親しくなり、楽しそうに会話している声が聞こえてきました。各ペアがそれぞれ居心地のよい場所へ移動し、交流していました。移動中に岸和田城を紹介したりしているペアもありました。当初は11時までの予定でしたが、話しが盛り上がり、元の場所に戻ってこなかったこともあり、交流の時間は20分間延長されました。最後は全員で記念撮影をして終わりました。

 交流終了後に私から、参加してくれた生徒たちに3つのことについて話しをさせてもらいました。1つめは、こうして遠く離れた他国の人と顔を見ながらリアルタイムで交流できる環境・技術の素晴らしさを改めて実感したという話しをしました。

 2つめは、私が10年以上前に韓国の高校へ視察に行った時の経験で、まるで大学のような研究を行っていて驚いたこと、また、英語で行っている授業があったことや第二外国語として中国語や日本語を学んでいる生徒が多くいることなどについての話しをし、グローバル化が進展する中、語学力を身に付けることは大切であるという話しをしました。

 3つめは、本校では様々な取組を行っていますが、こうして参加してくれる生徒がいるから実施できているのだという話しをし、参加してくれたことに対して、お礼を言いました。また、他にも様々な取組を計画しているので、積極的に参加してほしいと伝えました。

 本校ではGLHS(グローバルリーダーズハイスクール)として、英語運用能力のさらなる向上をめざした取組のみならず、希望する生徒を対象とした韓国語講座や中国語講座なども実施しています。今回のオンラインによる交流に加えて、イギリスやオーストラリアへの海外研修、グローバルリーダー養成プログラム(校内版)、台湾への修学旅行など、国の枠を超えて、異なる文化や価値観を持つ人々との交流、コミュニケーションをとることができる機会を増やしていきたいなと考えています。

 ちなみに、中国語講座は明日から4日間で実施しますので、また報告させていただきます。

  

  

  

  

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