第2回「和大×桃大わくわく探究ラボ」報告

 本日7月30日(水)10:00から16:00まで本校会議室において、「和大×桃大わくわく探究ラボ-探究することが好きになる3日間-」が開催されています。探究活動の進め方や研究の面白さを体験できるプロジェクトとして、昨年度は桃山学院大学協力のもと、和歌山大学主催で行われましたが、今年度は和歌山大学と桃山学院大学が主催する形で開催されています。

 この「和大×桃大わくわく探究ラボ」への参加を希望する高校生の募集は和歌山大学岸和田サテライトが行っていることもあり、昨年度から本校を会場として開催されています。また、高校生のみならず、探究学習の効果的な指導方法を実践的に学べる場として、高校教員の参加も募っています。

 今年度の第1回は5月31日(土)に「良い課題をデザインするには」と題して、良い「問い」とは何か、良い問いをデザインしようをテーマとした講義、その後、「国際・SDGs」、「社会・教育」、「経済・地域社会」、「科学・環境問題」の4つの分野について、大学の教員から各分野の研究の面白さや探究課題の立て方などに関する講義が行われました。

 第2回となる本日は、「探究を深める力を身につける」と題して、まずは「探究」が深まるポイントをテーマとした、和歌山大学教職大学院の岡崎裕教授による全体講義が行われました。私も参加させてもらいましたが、興味ある話しがいくつもありました。

 例えば、「総合的な学習の時間」と「総合的な探究の時間」とを比較した絵(課題と生徒の関係)を示し、その違いについて生徒たちに質問されました。2人の生徒はともに記述された言葉に注目し回答しましたが、岡崎先生は「課題」と書かれた図の大きさに注目されました。確かに「総合的な探究の時間」のほうが大きいのです。「これまでは、課題に対して少し離れて見ていたかもしれないが、高校生となって、課題との距離が近くなり、大きくなっている。」というのです。

 また、「成年年齢が引き下げられ、高校を卒業する段階では大人になっている。すなわち、高校は大人になるための準備段階。また、大人になるということは課題に対して責任を持つということ。そのことを認識し、自分事として課題に関わっていくことが大切である。」といった内容の話しがありました。

 他にも、学習指導要領に記述のある探究に関する「課題」と「問題」の言葉の使い分けに関する話しや、グループワークがなぜ重要なのかという話し、また、先行研究から学ぶ意義として使われた「巨人の肩の上に立つ」という言葉などにも興味を持ちました。

 その全体講義の後、参加生徒たちは興味・関心に基づき、分野ごとにグループに分かれて、探究のテーマを決めていく活動に移りました。それぞれのグループには、大学の教員や大学生などにも入っていただいています。生徒たちは関心のある「課題」に対する具体的な「問題」を付箋に書いて、整理・分類しながら模造紙に貼っていき、議論を重ねてテーマを絞っていました。本日は16:00まで続きます。しっかりと話し合って自分たちの研究テーマを決定してください。

 ちなみに、次回の第3回は8月18日(月)に「効果的な伝え方を身につける」と題して、効果的な伝え方をデザインするをテーマとした全体講義、その後、これまでの探究をまとめ、発表準備を行ったうえで、実際に話し合いの成果を発表する予定になっています。そして最後に、今回のプロジェクトの締めくくりとして、「みなさんの未来はここから始まる」と題した全体講義が行われます。

 「和大×桃大わくわく探究ラボ」において、ご指導いただいている和歌山大学と桃山学院大学の先生方、和歌山大学の学生の皆様に感謝申し上げます。これからもよろしくお願いします。

 

 

 

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