昨日11月7日(金)16:30から会議室において、今年度夏に実施した「イギリス研修」と「グローバルリーダー養成プログラム(校内版)」の事後研修を共同実施しました。
イギリス研修は7月25日(金)から8月4日(月)までの11日間、グローバルリーダー養成プログラム(校内版)は8月5日(火)から8日(金)までの4日間で実施したので、どちらも約3か月が過ぎたことになります。参加人数はそれぞれ24名、26名で、あわせて50名となり、会議室は後ろのほうの席までいっぱいでした。
この間、イギリス研修に参加した生徒たちには、研修を通じた「学び」、「体験」、「思い出」などをタイトルとした文章を書いてもらい、文集を作成してもらっていました。また、グローバルリーダー養成プログラム(校内版)では研修における生徒たちの活動の様子を記録したDVDを作成してもらっていました。その文集とDVDが完成し、生徒たちに配付したかったということも、この時期に実施した理由の一つです。
ただ、配付するだけではなく、一人ひとりが研修に参加した目的を再確認するとともに、一緒に参加したメンバーが研修での気づきや学び、そして体験したことなどを振り返り、共有することで、改めて意識や意欲を高めてもらいたいとの考えから、生徒たちは部活動などで忙しい中ですが、事後研修を実施したところです。
研修の開始にあたり、私から話しをさせてもらいました。まずは、「あれから3か月が過ぎましたが、研修で感じたこと、学んだことを活かして実践・行動することはできていますか」、「その時限りのことで終わってはいませんか」、「『継続は力なり』という言葉のとおり、継続して取り組むことが成長につながると考えています」などの話しをしました。
特に今回の研修では、初めて体験することが多く、生徒たちには様々な気づきをもたらし、大きなインパクトを与えたと思います。その経験をしっかりと活かし、日頃の生活を送ってもらいたいと願っています。そうした日々の実践こそが研修を受けた価値だと考えています。
その後、「グローバルリーダー養成プログラム(校内版)」のDVDの冒頭にある研修のダイジェスト動画を全員で一緒に視聴しました。生徒たちが活き活きと英語でコミュニケーションをとる様子が見られました。この動画については、本校のWebページで公開したいと伝えたところです。
さらに、もう少し時間をもらい、「チャレンジすること、主体的に行動すること」、「文化、習慣、人格など、多様性を理解すること」、「コミュニケーション力をつけること」の3つについて話しました。これらの大切さについては、多くの生徒たちが文集に書き残した内容でもあり、それらについて私の考えを付け加える形で話しました。ちなみに、私の考えとは、以下のようなことです。
今回、「イギリス研修」、「グローバルリーダー養成プログラム(校内版)」に参加してくれたことを嬉しく思っています。未知の世界に一歩を踏み出すことは勇気が必要だと思いますが、必ず自分自身の世界、視野は広がります。自分にとってハードルが高いと考えていることこそ、チャレンジすることで得られるものは大きく、様々な気づき、大きな学びがあり、大きな成長へとつながります。まさしく、私自身の指導主事としての経験がそのようなものでした。生徒の皆さんには今後も、自分自身のために一歩を踏み出す勇気を持ち続けてほしいと思います。
また、大きな成果・成長へとつなげるためには、自らが主体的に行動することが重要です。「Shy Shy Bye Bye」。やらされるのではなく、仕方なくやるのでもなく、自らすすんでやってみることが大切です。同じ研修を受けても、どれだけ吸収できるかは、そうした気持ちや行動によって大きく変わることは実感できるだろうと思います。このことはもちろん、日頃の学習も同じですよ・・・・。
未知の世界、新たな環境に飛び込んだ時に最初は、自分にはついていけない、自分には無理だと感じることはよくあると思います。実際に私自身もそうでした。ただ、そのような状況の中でも、何とか自分自身の葛藤と戦いながら、経験を積み重ね、柔軟に対応できる順応性を身に付けていくことができれば「最強」です。
これから様々な環境の中で学び、働くことになりますが、どのような環境でも、自分らしさを発揮し、心折れることなく、その状況を楽しみながら、踏ん張っていってもらいたいと願っています。
今回の研修では文化・習慣・人格の違いなど、多様性を実感したことと思います。多様な考えや文化を理解することは大切です。そのうえで人々が生まれ持つ多様な特徴や価値観を認め、尊重する態度を育んでいかなければなりません。そのためにも、まずは自分自身のことを知り、自己肯定感を高めることが重要だと考えています。「You are Important」。
さらに、これからの多様な時代を生きていくためにはコミュニケーション力が必要となります。特にこれからはチームで協働する力(自分の意見をもち、発信する力)が求められます。そしてグローバル化がすすむ中、世界の共通語である英語運用能力を身に付けることは不可欠となります。日頃の生活においても、そうした力を高めることができるよう、意識的に取り組んでもらいたいと思います。
私の話しの後、担当からまずは、それぞれの研修を振り返っての話しがありました。そして4~5人がグループとなり、自分の経験したこと、印象に残っていること、頑張ったことなどについて伝えあう時間がとられました。さらに、数名の生徒が全体に対しても共有してくれました。生徒たちは当時のことを思い出しながら、楽しそうに話しをしていたのが印象に残っています。
「グローバルリーダー養成プログラム(校内版)」については、初日と最終日を中心に、生徒たちの活動の様子を見ており、研修内容をイメージできます。一方、「イギリス研修」については直接見ることはできず、紙面上の内容と写真による楽しそうな様子しか分かりません。ただ、今回参加した24人の文章を読み、様々な視点で書かれた内容をつなぎ合わせると全体像が見えてきます。それだけ、一人ひとり受け止め方は様々であり、伝えたいことにも違いがあるということです。
ほぼ全員が共通して書いているのは、今回の研修で様々なことを経験し、大きく成長したということでしょうか。生徒の皆さんには、自分で書き残した文章を心に刻みながら、これからも充実した日々を過ごしてもらいたいと思います。
また、先ほど書いたとおり、一人ひとり感じ方・受け止め方が異なるため、他の生徒の文章の中には自分の気づいていなかったことも多くあると思います。ぜひとも自分の文章だけではなく、24人全員の文章も読んでもらいたいと思います。楽しく読むことができると思います。
今回は3か月後にこうして集まりましたが、またこのメンバーで、同じ研修を受けた仲間として、研修の話しができる機会があれば楽しいだろうなと感じたところです。