「第69回大阪府学生科学賞」表彰式 報告

 本日11月8日(土)午後1時から読売新聞大阪本社ビル地下1階「ギャラリーよみうり」において、「第69回大阪府学生科学賞」表彰式が開催されました。

 「大阪府学生科学賞」は科学教育の振興を図ることを目的として、大阪府内の小学校、中学校、高等学校などに在籍する児童・生徒から科学研究作品を募集し、優れた作品の表彰を行うとともに公開展示を行うものです。

 10月4日(土)、校長ブログに掲載したとおり、本校は4点の作品を出品したところ、以下の作品が優秀作品として大阪府教育委員会賞を受賞し、本日、表彰状が授与されました。

 ■優秀作品賞(大阪府教育委員会賞) 「サクサクな天ぷらづくり」

  3年 仲 陽菜乃、榎本 帆乃果、田中 愛華

 3名の皆さん、改めておめでとうございます。本校から表彰されるグループが出たことを嬉しく思っています。また、3年生のこの時期に遠くまで来てもらい、感謝します。ありがとうございました。

 この「サクサクな天ぷらづくり」は、本校が昨年度1月末に実施した「第25回文理課題研究発表会」の代表発表において最も優れた「学校賞」を授与した研究でもあります。

 天ぷらの衣の「サクサク」という食感は感覚的なものであるため、その「サクサク」を独自に定義し、測定しようというのが研究の動機です。電子天秤にかかる力の経時変化を調べる方法を考えたうえで、実際に天ぷらを揚げ、水の温度によるサクサクさによる違いを調べると、感覚的なサクサクさと測定結果に相関がみられ、「サクサク」を測定できることが確認できました。その後、衣に添加する調味料によってサクサクさがどのように変化するかを調べながら、サクサクな天ぷらを作るための条件を考察したというのがこの研究の概要です。「サクサク」を数値化するための工夫に高校生らしい独自性があり、面白い研究であることから「学校賞」を授与したところです。

 私は昨年度に続き、本日の表彰式に参加してきました。表彰式では小中学生に対する表彰も行われ、子どもたちの緊張した様子や家族の方の嬉しそうな表情を見ることができます。

 表彰式は、主催者である大阪府教育庁小中学校課参事からの挨拶、来賓・主催者の紹介の後、最優秀作品賞、優秀作品賞、学校賞の順に表彰状が授与されました。本校は3人グループの代表として、仲 陽菜乃さんが表彰状を受領しました。

 表彰状授与の後、審査委員長である大阪公立大学大学院工学研究科の荻野博康教授から講評として、「第69回大阪府学生科学賞」の審査の概要について説明がありました。今回、小学校の部100作品、中学校の部67作品、高等学校の部50作品を対象に本審査を行ったとのことです。優秀な作品が多くあり、審査が難航したという話しもありました。

 そして、この後研究発表が行われる大阪府知事賞を除く5つの最優秀作品賞を受賞した研究について、本審査において高く評価された点などに関する話しがありました。その中で、小学校の部、中学校の部では研究を継続し、研究レベルを上げながら、毎年のように表彰を受けている生徒が多くいるということが明らかになりました。

 荻野教授からの講評の後、小学校の部、中学校の部、高等学校の部の順に、大阪府知事賞を受賞した児童・生徒たちによる、研究内容についてのパワーポイントを用いた口頭発表が行われました。

 来年度も引き続き、この表彰式に参加できるよう、現2年生には現在行っている研究をさらに深めていってもらいたいと願っています。

 

 

 

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