昨日11月14日(金)16:30から、令和8年3月4日(水)から15日(日)までの12日間で実施する「令和7年度オーストラリア研修~イマージョンプログラム~」への参加生徒45名を対象とした「キックオフガイダンス」を会議室において実施しました。
この研修では、バディと一緒に現地の学校「Cooloola Christian College」の授業に参加したり、現地の学生たちとの交流を行ったりします。また、オーストラリアの文化を学ぶ英語レッスンやクイーンズランド大学訪問、オーストラリアを体験するアクティビティなどを行う予定です。宿泊は全日ホームステイで、週末はホストファミリーと一緒に過ごします。
出発はまだかなり先となるこの時期に「キックオフガイダンス」を実施するのは、参加生徒たちには英語力を向上させる取組をはじめ、3月までにしっかりと研修に向けた準備してもらいたいからです。そのため、今回の研修の目的を共有するとともに、一人ひとりの目標を定めさせることを目的に実施したところです。
「キックオフガイダンス」の実施にあたり、私から話しをさせてもらいました。まずは、部活動などがある中、参加してくれたことへのお礼に加え、先ほどまで行われていた1年生の合唱コンクールの感想についても話しをしました。そして「先日の渡航説明会で話しをしたとおり、すでに研修は始まっていると考えてほしい」と伝えました。
また、今回の「キックオフガイダンス」の実施目的である、研修に参加する「目的」と「目標」について話しをしました。一人ひとりが研修に参加する目的を明確にし、その実現をめざして具体的に取り組むこと(取組目標)と、どこまでの到達をめざすのか(成果目標)をしっかりと立ててほしいと思います。しっかりとした準備のもと、研修に臨み、大きく成長し帰ってきてもらいたいと願っています。
最後に、一つの具体例として、過去に参加した生徒が文集で書いた「自分にもっと英語力があれば、あと何倍も楽しかったと思う」という言葉を紹介しました。オーストラリアに行って積極的に英語でコミュニケーションをとるためには、ある程度の聞く力と伝える力が必要です。現地での様々な生活の場面において、自分の英語がどれぐらい通用するのかを試すよい機会でもあります。オーストラリア研修に参加することの目的の一つとして、これまで以上に英語力の向上を意識してもらいたいです。
その後、今回のオーストラリア研修を企画し実施いただく担当者から、研修実施に向け、話しをしていただきました。なお、長く本校の担当としてお世話になってきた方が異動となり、今回から新たな方に本校の担当になっていただきました。どうぞ、よろしくお願いします。
ガイダンス開始にあたり、「check-in」として、3秒かけて息を吸い、6秒かけてゆっくりと息を吐くことでリラックスしましょうから入りました。その後、「自己紹介」がありました。私自身も具体的な話しを聞くのは初めてでした。これまでの職歴を含めた多くの経験、ご自身の多様な趣味などを知り、第一印象どおり、人間としての魅力を改めて感じたところです。
その後、グループに分かれて、互いに自己紹介(名前、ニックネーム、最近気になること、共通点を3つ)を行いました。また、コミュニケーションにおいては、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で相手に影響を与えるという「メラビアンの法則」について教えてもらいました。話しの内容よりも、声のトーンや話し方、表情や態度のほうが与える影響は大きいということです。
そして、「皆さんの研修の参加目的は?」について、まずは一人ひとりがワークシートに記入するよう指示がありました。その後、それぞれの参加目的を先ほどのグループで共有しました。
次に、「この研修の代金は?」という質問の後、「このプログラムの価値はどのように決まりますか?」という質問がありました。その質問に対して、「行く前と比べた、帰ってきた後の成長」と答える生徒がいました。「大正解!」です。
大きな「価値」を生み出せるかどうかは自分次第です。どれだけ主体的に取り組むかによって、その価値は大きく変わることを十分に認識しておいてください。ぜひとも、研修代金として支払った以上の「行ってよかった」という満足感・充実感をもてるよう意識してください。「元を取らないと損だ」という意識は皆さん持っていますよね。
その後、目的を達成する(価値を高める)ために大切だと考える「スキル(例:英語の単語力)」、「マインド(例:失敗を恐れない、違いを受け入れる)」、「アクション(例:言葉に出して意志を伝える)」について書き出すよう指示がありました。自分自身が確実に実践できるようにするためにも、より具体的な内容を考えてもらいたいところです。
さらにその後は、「未来ジャーナル」として、帰国後の自分から、現在の自分へのメッセージを書こうという指示がありました。「バックキャスティング」と言われるらしく、目標とする「未来の姿」をまず描き、そこから逆算して「今」何をすべきかを考える思考法とのことでした。
また、行動宣言として、「私のスローガン」、「研修を通してなりたい姿・達成したいこと=目的」、「そのために出発までにすること=目標」についても書き出すよう指示がありました。さらに、「チーム行動宣言」として、みんなが目的を達成するために、あなたができること・貢献できることについて書くよう指示がありました。そして、それぞれに記述した内容について、グループの中で共有していました。
参加した生徒の皆さんは、研修に参加する「目的」とそれを実現するための「目標」を明確にすることができたでしょうか。また、ガイダンス実施のねらいは、「3月4日の出発がワクワクするように」だと伝えられましたが、生徒の皆さんは研修への参加がより楽しみになったでしょうか。
私自身は、ワークシートを活用しながら、論理的な流れの中で、生徒たちにしっかりと研修に参加する目的を考えさせていただいたと感じました。ありがとうございました。
私からの話しでも伝えましたが、成長につなげるためには、取組目標を立て、日々継続し実践することが重要です。そのことを常に意識して取り組んでください。ぜひとも自分自身で、オーストラリア研修に参加することに、大きな「価値」を与えてください。
次回は1月19日(月)16:30から「ホームステイオリエンテーション」として、再び集まる機会を設けています。ホストファミリーとのコミュニケーションの取り方や文化・生活・習慣の違いなどについて学びます。