令和7年度 3学期始業式を実施

 いつも校長ブログをご覧いただき、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

 今年も引き続き、校長ブログを通して、学校行事や部活動、GLHS・SSHとして実施する様々な教育活動などにおける生徒たちの様子について、私が生徒たちの姿を見て感じたことや生徒たちに対する願いなども書き込みながら、できる限り詳しく、お伝えしたいと考えています。今後も継続して定期的にご覧いただければ幸いです。

 さて、3学期が始まった昨日1月8日(木)、1限の時間帯に3学期始業式を行いました。今回も各教室と校長室をGoogle Meetでつなぐオンライン形式で実施しました。

 最初に、校長からの式辞として、私から話しをしました。まずは、2学期の終業式で「日々の生活と人生」をテーマに話しをした中で、私から生徒たちに伝えたメッセージについて振り返りました。

 いくつか話しましたが、back numberの曲の「幸せとは・・・」の話しから、「多忙な皆さんにこそ、しっかりと『幸せ』を実感しながら生活してほしい。」、私の今年の漢字一文字の話しから、「高校生活の『残り』を意識することで、より大きな成長を遂げ、成果を残してもらいたい。」、ジャネーの法則に関わる話しから、「これまで積み重ねてきた経験を生かして、よりステップアップし成長していくことができるよう、しっかりと自分自身で目的と目標をもって、価値ある日々を送るようにしてほしい。」、そして最後に、1年間の自分の行動を振り返って、「不十分だと思う人は来年(新たな年の始まり)に向けて、もっと価値ある1年に高められるよう、新たな気持ちで取り組んでほしい。」などです。

 生徒たちにはいつも話しをしていることですが、長い人生においても貴重な3年間、楽しく充実した高校生活を送ってもらいたいと願っています。

 その後、1月24日に実施する文理課題研究発表会に向けて、「メラビアンの法則」を紹介しました。言葉に対して感情や態度が矛盾していた際、人はそれをどう受け止めるのかを実験した結果、表情や視線などの見た目や仕草による「視覚情報」が人に与える影響度は55%、声の大きさや話すスピードなどの「聴覚情報」が38%、会話そのものの内容である「言語情報」は7%であったというものです。

 だからこそ、ポスター発表やオーラル発表など、対面で発表するときには、自分の考えや思いが十分に伝わるよう、感情や思いを込め、喋り方にも抑揚をつけるなど、しっかりと工夫しながら表現することを意識してもらいたいと伝えました。2年生が伝え方を工夫しながら発表してくれるのを今から楽しみにしています。

 その後、昨日は「夢の実現」をテーマに話しをしました。まずは昨年ノーベル賞を受賞した大阪大学と京都大学のお二人の教授が会見の中で、科学者の卵に向けて伝えられたメッセージを紹介しました。

 大阪大学の坂口特任教授は、「世の中には、本当におもしろいこと、興味をそそることはたくさんあります。スポーツでも、我々がやっているサイエンスでもいいですが。そういうものに興味を持ち続けて、いろいろな試みをしていると、だんだん、この興味もまた洗練されて強くなっていきます。そういう意味で、自分が興味のあることを大切にする。また、それをずっと続けることによって新しいものが見えてくる。自分の中でだんだん興味が形付いてくると言いましょうか、はっきりしてくると。気がついたら、非常に面白い境地に達していると。そういうことが起これば、サイエンスに限らず、どんな分野でも面白いかなとは思います。」と話しをされています。

 北川特別教授は、「ルイ・パスツールが『幸運は準備された心にのみ宿る』という名言を残しています。私の今の流れをみたときに、いい先生、友達、学会での付き合いに恵まれた。それは準備された心なのです。ある日突然、宝くじを引いて当たったわけじゃない。いろんな経験を大切にしていくとそれが将来花開く、そう言いたいです。」と話しをされています。

 お二人とも、研究成果が認められない「不遇の時代」がありながらも、地道な研究を続けてこられ、その成果がノーベル賞受賞という形で認められたことは本当に素晴らしいと思います。改めて、諦めることなく、継続することの重要性を教えてくれた気がしています。

 次に、ウォルト・ディズニーの名言を紹介しました。「The special secret of making dreams come true can be summarized in four C's. They are Curiosity, Confidence, Courage, and Constancy.」です。「夢を実現するためには」ということに対して、4つの「C」、「好奇心」「自信」「勇気」「継続」が必要だと言っています。

 ここで重要なのは、夢を実現するためには、4つの「C」すべてを持ち続けなければならないということです。特に、私自身は「継続は力なり」という言葉が好きであり、4つの「C」の中でも「継続」が重要だと考えているといった話しをしました。

 さらに、夢を実現するためには、何を成し遂げたいのか、明確で具体的な目標を設定することが不可欠だと伝えました。生徒たちにはいつも、目的をもって、目標を定めながら生活することが大切であると言っています。その上で、夢への強い思いと情熱、そして地道な行動力・実践力がなければ、夢を実現するための困難を乗り越えることはできないと思います。

 その後、イチローの言葉「夢は近づくと目標に変わる」を紹介しました。私自身、夢を実現するためには、いつまでも「夢」のままではなく、「目標(ゴール)」へたどり着く方法を考えなければ到達できないという考えに納得させられた言葉です。大谷翔平が言った「憧れるのをやめましょう」も同じような意味になるのでしょうか。

 そして最後に、「皆さんの今年の抱負は何ですか?」と問いかけ、「新たな年を迎えたこの機会に、皆さん自身が考える1年後のあるべき姿(目標)をイメージし、その目標に向かって、この1年間、どのような事に取り組むのかを計画し、それを実践していってもらいたい。できれば、その目標が夢(ゴール)に向かってすすんでいくものであれば嬉しいです。」という言葉で締めくくりました。

 昨日は「夢の実現」をテーマに、実際に夢を実現した人たちの言葉を紹介しました。このような話しを聞いて、生徒たちはどのように感じ、どのようなことを考えたのか分かりませんが、夢を実現した人たちの考え方・姿勢、行動、そして生き方から何かを感じ取り、これから自分自身が長い人生を歩んでいく上での参考にしてもらえたら嬉しいなと思っています。

 少し意識を変え、何事にもポジティブに考え、主体的に行動するよう心掛けるだけで、人生がより良い方向にすすんでいくだろうと私は思っています。生徒の皆さんのこれからの成長と活躍に期待しています。

 私からの話しの後、表彰伝達を行いました。優秀な成績を残した皆さんの頑張りに敬意を表します。その後、生活指導部、進路指導部、自治会部の各部長から連絡がありました。また、生徒自治会会長からも連絡がありました。

 1月に入り、まだまだ感染症の流行が予想されます。十分な感染対策を行うとともに、体調管理に心がけ、まずは無事に3学期を乗り越えてほしいと思います。

 3年生の多くは来週末に実施される大学入学共通テストに向け、緊張が高まっているのではなかいと思いますが、これまでやってきたことに自信を持って、ぜひとも当日は平常心で臨んでもらいたいと思います。自分の実力を十分に発揮できることを祈っています。

 下の写真は昨日の朝、ちょうど朝日が差し込んできたところの岸和田城です。本校の正門前に常に変わらずある岸和田城ですが、季節や天気、時間帯により、それぞれ見え方が異なるので興味深いです。

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