「81期 学習オリエンテーション」2日めを実施

 昨日4月13日(月)6限の時間帯、岸高ホールにおいて「81期 学習オリエンテーション」を実施しました。4月9日(木)に実施した「81期 学習オリエンテーション」では、生活指導部、教務部、首席から話しがありましたが、その続きとして、昨日は進路指導部、自治会部、そして学年主任からの話しがありました。

 5限の授業終了後、1年生が岸高ホールに移動してきました。4月9日(木)に集まった時は、生徒のほぼ全員が緊張した、もしくは学力調査後で疲れた様子でしたが、昨日はにこやかにしゃべりながら入ってくる生徒が数多くいました。4月10日(金)から授業が始まり、友達の輪が広がったのだろうと感じられました。

 まずは進路指導部の教員から、学習するうえで大切なこと、心がけてほしいことについて伝えました。スライドには「啐啄同時」の文字が映し出されました。岸高ホール後方の扉を出た壁に飾られた額に入れられた「書」です。「啐」は卵の中のヒナが殻をコツコツつつくこと、「啄」はちょうどその時、親鳥が外から卵の殻をコツコツつつくことを言います。「啐啄同時」とは、両者が一致してヒナが生まれることから「絶好の好機、またとない好機」を表す言葉として使われています。

 生徒たちにその意味を伝え、「自分から殻を破ろうとしなさい。大変そうだという時には支援をする」、「殻を破ろうとしないと、見たい世界を見ることはできない」といった話しがありました。私から入学式の式辞で、「何事にも、自ら主体的に考え、判断し、行動する、そのことを心に刻み、これからの高校生活を送ってください。」と話したとおりです。

 次に、「よい学習習慣を身につけよう」という内容で話しがすすめられました。高校入試が終わって力を抜いている人はという質問に対して、大半の生徒が手を挙げていました。「スタートダッシュをきり、全体のどの位置に付けられるかで、この後の展開が変わりますよ」と後ろから見ていた私は言いたいなと思っていました。

 教員からは、「平日の学習時間の目安は『学年+1時間』、すなわち、1年生は2時間である。忙しい平日にそれだけの時間を確保するためには、家庭学習の時間、起床時間・就寝時間を固定化することが重要である」と伝えられました。規則正しい生活を送ることは精神的にも体調面においても重要ですので、必ず意識してもらいたいです。特に、自分自身の体調をベストに保つための睡眠時間を認識しておくことも大切だと思います。

 また、「『やるべきこと』と『やらなければならないこと』に対して、どれぐらいの時間を要するのかを逆算しながら準備をする習慣をつけよう」という話しがありました。このことは、学生のみならず、「やるべきこと」と「やらなければならないこと」が増えていく大人にとっても重要ですので、今のうちに意識する習慣をつけてもらいたいです。

 さらに、「1年生のうちに、将来についてよく考え、後悔のない進路選択をすること」という話しとともに、「準備は永遠、本番は一回、チャンスは一瞬」という言葉が具体的な例とともに説得力をもって示されました。

 1年生の皆さんには、入学式や始業式、そして学習オリエンテーションなどにおいて、私を含め多くの教員が同じような話しを繰り返し話している理由をしっかりと考え、自分事として真摯に受け止めてもらいたいです。いろいろな視点から話しをされている今こそ、しっかりと気づかなければ、また、意識を変えなければ、後悔することにつながってしまうと思います。

 せっかく皆さんの「やりたいこと」が多くある岸和田高校に入学したのですから、先ほども書いたとおり、自らの夢・目的・目標に向かって、自らの意志をもって主体的に行動してください。

 続いて、自治会の教員から、文化祭について話しがありました。まずは4月20日までに、文化祭での各クラスの出し物(1年生は制作展示または映像)を決定しなければならないとのことでした。そして出し物が決定したら、その企画内容に関するPR動画(30秒以内)を作成しなければならないということで、現2年生が昨年度作成した動画が参考として映し出されました。

 また、クラスTシャツの作成についても伝えられ、昨年度作成されたTシャツのデザインが例として示されました。そして最後に、クラス全員で役割分担をしっかり考えてもらいたいという話しがありました。

 最後に学年主任から話しがありました。まずは、挨拶や服装、ルールは守ろうという話しがありまし た。そして、中学校と岸和田高校との学習面における違いとして、「本校では大学入試をめざした授業を実施している。難しいと感じる問題も、課題も多く、それだけ時間がかかる。それだけに毎日コツコツとやる習慣をつくることが必要となる」といった話しがありました。先ほど進路指導部の教員からも話しのあったとおり、日々の生活において学習時間をどれだけ確保できたかによって、1年生が終わった時点でその差は大きくなっているものと思います。

 また、「岸高手帳」の活用についても話しがありました。「話しを聞いていて、自分自身が重要だと思った言葉や感じたことはメモをしよう。書かないと忘れてしまう」という話しです。私自身も、校長ブログを書き始めてから、必ず、メモをとるようにしています。そのメモを頼りに、話しの展開を思い出しながら内容をまとめるためです。おかげで、ブログに書いた行事や取組、部活動の様子などは、忘れることなく鮮明に記憶に残っていますし、容易に振り返ることができます。

 メモすることはおそらく、スマホなどに入力することよりも簡単だと思いますので、ぜひとも、「岸高手帳」を有効に活用してもらいたいです。

 最後に「挨拶」「学習習慣」「提出物は丁寧に」について頑張ろうという言葉で締めくくられました。

 2日間に渡っての「学習オリエンテーション」でしたが、どのような言葉が皆さんの印象に残ったでしょうか。聞いた話しを基に、早速実践しているようなことはありますか。ぜひとも、「その通りだ」、「なるほど」と思ったことについては、主体的に行動に移し、一定の期間、継続してください。「三日坊主」という言葉がありますが、短期間で成果を感じられることはほとんどありません。ある程度の成果を実感できるまで続けることが重要です。ちなみに、私の好きな言葉は「継続は力なり」です。

 繰り返しになりますが、1年生の皆さんがこれからの高校生活において「主体性」を発揮してくれることを期待しています。また、始業式でも話しをしましたが、ぜひとも、校長室まで話しをしに来てください。

 

 

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