昨日、5月23日(土)午後2:30から堺市家原大池体育館において、女子ハンドボール部が「第80回春季総合体育大会 兼 第77回インターハイ予選」中央大会トーナメント1回戦となる箕面自由学園高等学校との試合を行いました。
本校は5月2日(土)、ブロック大会(南地区)トーナメント準々決勝、府立登美丘高等学校戦での勝利によって「ベスト4」入りを果たし、中央大会への進出を決めていました。
そして、5月3日(日)の準決勝、府立天王寺高校戦では敗れてしまいましたが、5月10日(日)の3位決定戦、府立三国丘高校戦で勝利し、南地区の3位となりました。その結果、昨日の中央大会トーナメント1回戦では北地区2位となった箕面自由学園高校と試合することになったのです。南地区4位になった場合は北地区の1位のチームとの1回戦になっていたため、3位決定戦での勝利は大きかったと考えていました。
ちなみに、箕面自由学園高校はブロック大会(北地区)トーナメント戦において、準々決勝で府立桜塚高校、準決勝で千里高校に勝利し、決勝において好文学園女子高校に敗れての2位でした。
箕面自由学園高校は北地区の学校、かつ私学でもあり、チームについての情報はほとんどありませんでした。ただ、トーナメント戦の結果から見ても、また北地区の2位であることからも、明らかに強いチームであることは間違いなく、私は本校の生徒たちがどれだけ粘りを見せてくれるのだろうかと、不安と期待が入り混じった気持ちで、昨日も応援に行ってきました。ちなみに、この試合で負けてしまうと3年生部員5名は「引退」となります。それだけに、後悔することのないよう、最後まで諦めることなく戦い続けてもらいたいと願っていました。
午後2時頃に堺市家原大池体育館に到着しました。体育館の前は何度も通っていますが、中に入るのは初めてでした。とても立派な体育館で、地下2階にある大アリーナにはハンドボールのコートが2面準備されていました。応援はその上、地下1階にある観覧席からとなっていました。
昨日は本校ハンドボール部が久しぶりに中央大会にすすんだということもあり、卒業した先輩たちが数多く応援に駆けつけてくれました。私が校長になってからは初めてなので、5年以上ぶりということになります。保護者をはじめご家族の方、部員の友達などもたくさん応援に来てくれていました。この間、ずっと来てくれている多くの方と顔なじみになりました。
予定どおり、午後2時30分から試合が開始されました。最初は互いに相手チーム、各選手の動きなどを確認しながら探りあっている状況でしたが、試合開始2分、シュートを決められ、1点めを取られました。
その後はディフェンスを固めながら耐えていましたが、開始6分には、そこからシュートを打つのかと思うような遠くから、高速度のシュートを決められ、2点めを奪われました。強いチームであるとは思っていましたが、これまで当たってきたチームとの違いを実感するとともに、驚きを感じました。
開始8分にも先ほどと同様に、ゴール上部角を狙った鋭いシュートを決められました。これまでのようなディフェンスでは止められないのではという印象を持ちました。おそらく生徒たちもそのように感じたと思います。
このまま点差を開けられないようにと願っていたところ、開始9分に左サイドから見事にシュートを決め、1点を返してくれました。ここまでの嫌な空気を換えてくれればと期待しましたが、その後すぐに左サイドから4点めを取られてしまいました。
これ以降は相手の流れをまったく止めることができず、1~2分おきぐらいにシュートを決められ、結局、前半は1対12となりました。10分間の休憩中に、強烈なシュートを打つ複数の選手をマークするなどの対策を考えてほしい、また、1点でも多く点を取るための方策を伝えてもらいたいと考えていました。
先ほども書きましたが、特に3年生たちには残りの後半25分間、厳しい練習にも耐え頑張ってきた強い思いを前面に出しながら、高めてきた技能を十分に発揮し、得点につなげてもらいたいと願っていました。
後半が始まりました。前半の流れのまま、開始30秒ほどで13点めを取られました。ただ、その後は休憩中の対策の効果なのか、膠着状態が続きました。そうした中、開始9分、ようやく2点めを取ることができました。この2点めを取ったことで、雰囲気がよくなったように感じました。
開始12分には14点めを取られましたが、その後すぐに3点めを取りました。その後も続けて3点を取られましたが、開始18分に4点め、その後すぐに5点めを取りました。この頃には、相手の勢いに押されていた前半の雰囲気とは変わり、前向きに戦う姿勢が見られました。ただ、開始21分に続けて2点を取られてしまい、その結果、5対19での敗退となりました。
ただ、後半だけの点数は4対7であり、十分に自分たちの力を発揮しながら戦うことができたと言えると思っています。相手の厳しいディフェンスの中で、5本のシュートを決めてくれたときは本当に嬉しかったです。思わず、「よっしゃー!」と声を出していました。
試合終了後、私はしばらく部員たちの様子を見守っていました。試合には負けてしまいましたが、3年生部員たちは南ブロック3位として中央大会に来ることができたという達成感もあり、晴れやかな表情をしていました。応援に来てくれた先輩たちとも、にこやかに話しをしたり、写真を撮ったりしていました。女子ハンドボール部員たちの仲のよさがよく伝わってきました。
一方、試合に出場していた2年生などは負けた悔しさ、十分に力を発揮できなかったという思いなどもあるのでしょうか、泣いている姿が見られました。3年生部員が少ない中、一緒によく戦ってくれたと思っています。お疲れさまでした。3年生が引退し、1,2年生新チームのスタートにあたり、勝負やプレイへのこだわりを持つことはとても大切だと思いながらその様子を見ていました。
今回の女子ハンドボール部「インターハイ予選大会」では本当に楽しませてもらいました。和泉高校とのリーグ戦は本校同窓会総会と重なり、応援に行くことができませんでしたが、その試合を除くすべての試合に行ったことになります。私が応援に行った5試合は2勝3敗でした。初戦の三国丘高校との試合では後半に逆転されましたが、前半は日頃の陽気で明るい部員たちのよいところが現れた素晴らしい戦いぶりであったと強く印象に残っています。その試合を見たからこそ、その後もずっと応援に行ったのかもしれません。
また、2勝はどちらも同点で終わり、キーパーと選手が1対1でスローを行う「7mスローコンテスト」の末での勝利でした。この「7mスローコンテスト」においても、本来一人ひとりにプレッシャーのかかるところ、皆が盛り上がり、楽しみながらやっていた姿が印象に残っています。
特に、3位決定戦での三国丘高校との試合では残り少なくなった時間で2点差を追いつき同点としたこと、また、初戦で敗れている相手でもあったため、勝利した時の感動は忘れません。トーナメント準々決勝の登美丘高校戦も中央大会進出を決定する大きな試合であり、そこで勝つことができたのは大きかったです。一人ひとりの実力では相手のほうが上であったようにも感じていますが、あの試合はチーム力で勝ったと感じた試合でした。
繰り返しになりますが、女子ハンドボール部の皆さん、本当にありがとうございました。これで引退となった3年生は部員数も少ないうえに、怪我によって十分に練習や試合に参加できない時期があった生徒も複数いましたが、常に仲良く、元気に楽しく取り組んでいる姿を見せてくれたと思っています。お疲れ様でした。
突然、現実の世界に戻すことになりますが、今後は大学受験を控え、新たな目標に向かい、気持ちを切り替えて取り組んでください。その場の状況や環境に応じて切り替えることができる力は重要です。そして、明後日までは中間考査があるため、ゆったりと「引退」という余韻に浸っている時間はありません。中間考査中も練習試合などで忙しく、十分な準備はできていないのではないかと思います。まずは中間考査に集中してください。そして、中間考査が終了したら、校長室で一緒に今大会の「振り返り」ができれば嬉しいです。お待ちしております。
改めまして、保護者の皆さま、卒業したハンドボール部先輩の皆さんをはじめ、応援に来ていただいた多くの皆さま方に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
引き続き、新チームに対する応援もよろしくお願いします。




