6月5日(金)2限、2年7組の「家庭基礎」の授業を見学してきました。今年度に入り、5月から随時、各教員の授業見学を行っています。この日は今年度から新たに来ていただいている常勤講師の授業を見学してきました。
このクラスにとって初めての調理実習であり、調理教室において、「わらび餅」を作りました。本校の「家庭基礎」は2時間連続ではなく、50分で終えなければならず、後片付けを含めて段取りよく行わなければ間に合わない事態になってしまいます。
生徒たちは各グループに分けられた材料を使って、黒蜜ときな粉、そして、わらび餅を作っていきます。黒蜜は小鍋に黒糖・上白糖・水を入れ、木べらで混ぜながら、中火で温め、沸騰したらあくを取ります。きな粉は、きな粉と上白糖を袋に入れ、上白糖の塊がないように袋の外側からしっかりとつぶします。そして、塩をふたつまみ入れてよく混ぜ、バットに広げます。塩を入れるのは意外でしたが、甘みが増して美味しくなるとのことです。
そして、わらび餅はフライパンにわらび粉とてんさい糖、そして水を入れ、まだ火はつけずに溶かすように木べらでよく混ぜます。よく混ぜてから中火にし、ムラができないよう、全体的に透明感が出て、つやっとするまでしっかりと混ぜ続けていきます。それらの内容を各グループ内で分担しながら、作業をすすめていました。
私は特に、生徒たちがわらび餅を作っている様子を眺めていました。最初は水の入れすぎではないかと思うぐらいでしたが、時間とともに徐々にドロドロした感じになったと思えば、急にモチモチ感が出てきていました。混ぜるのにも力が必要な状況でした。
とはいえ、出来上がったのを見ながら、どんな食感なのだろうか、本当にもっちりぷるんとした弾力感はあるのだろうかと疑っていました。
後片付けと食べる準備の役割を分担しながら、ある程度の片づけが終わった時点で、生徒たちが席について食べ始めました。その表情や話し声などからは反応が分からないなと思っていたところ、2人の生徒が私と教頭のところに「わらび餅」を持ってきてくれました。味が気になっていただけに大感謝です。食べてみると、十分にもっちりとした食感がありました。冷蔵庫に冷やしておけば、もっと美味しくなるだろうとも思いました。
気を利かして持ってきてくれた生徒たちに感謝します。また、その生徒たちが「校長ブログ」に書いてほしいとのことでしたので、急遽、ブログ用に写真を撮影し、報告させてもらっています。そのため、実習中の写真は撮影できていませんでした。今後は調理実習や理科実験、課題研究の取組など、生徒たちの活動の様子についても、校長ブログに掲載しようと考えたところです。
調理教室といえば、本校ではこれまでなぜか空調設備がありませんでしたが、今年のゴールデンウイーク中に、同窓会と後援会にお願いし、設置させてもらいました。文化祭の調理バザーにおいて調理教室を使用することもその理由の一つです。ちなみに、今年度の文化祭は6月19日(金)と20日(土)に実施します。6月20日(土)は一般公開していますので、来校いただければ嬉しいです。
今後は文化祭のみならず、2年生の「家庭基礎」、3年生の「フードデザイン」において、暑い時期にも調理実習できるようになってよかったなと感じました。涼しい中で火を使っている生徒たちを見ながら、そのようなことを考えていました。