実習先あるいはアルバイト先で、特に年上の方たちとの
コミュニケーションに悩むデュアル生。
ならばということで、大学時代に起業し、今は大学生の
就職活動支援活動にも取り組む白根孝昭氏をお招きしました。
グループワークも含め、あっという間の80分でした。
コミュニケーションは自分と相手との対話です。
「伝えた」と「伝わった」とは別物。
実際には伝わっていないことが多く、「どうして私が怒られなきゃ」
とか「理解してくれないの」という一方通行が起こってしまうのです。
では、どうしたら伝わるのか。
理解してもらうには、そう、相手の事をもっと知ることです。
一般論として年上の人のことをまずわかること。そこから個別具体化です。
会う回数が少ないとどうしても相手の情報が少なくなります。
相手がどんな人なのか、それを想像する能力が求められているのです。
最初にコミュニケーションで困ったことを書こうと尋ね、
特にないと答えた生徒に、まずは厳しい問いかけ。
「自分が今のままでいいか、よりよい自分になりたいか、どっちですか?」
プラスの自分になりたいと思うことが大事。
そこから初めて、より良くなるにはどうやってという思いが生まれるのです。
プラスを少しずつ積み重ね、未来につなげよう。
こうして授業に来た人の気持ちも考えて答えて行かなくちゃね。
大学生で就職活動で苦労している者は、
やはりコミュニケーション能力が不足している人だとか。
「ライン」ではなく、ライブの会話で気持ち通わす練習、
今のうちからしていきましょう。(K)