9月8日から12日まで、高等部1~3年の職業(園芸)班と小学部、中学部の子どもたちが協力して「なにわの伝統野菜 田辺大根」の種まきをしました。
「田辺大根」は、大阪市東住吉区付近が発祥の20cmほどの円筒形の白首大根です。
12月に収穫し、翌日の給食として提供されます。肉質は緻密で、柔らかく甘みがあるといわれる田辺大根。今から楽しみです。
*「なにわの伝統野菜」とは
大阪は江戸時代「天下の台所」と呼ばれたように、古くから食文化が栄え、大阪独特の野菜が多数ありました。しかし、戦後、生産性をあげるための品種改良、農地の宅地化、食生活の洋風化が進み、地域独特の歴史や伝統を有する品種が次々に店頭から消えていきました。
近年、こうした伝統のある野菜を見直そうという機運が高まり、大阪府が関係機関と協力し、「なにわの伝統野菜」の発掘と復活に取り組んでいます。
田辺大根の他、天王寺蕪、毛馬胡瓜、勝間南瓜などたくさんあります。
~大阪府「なにわの伝統野菜」パンフレットより~