「めざせ!おもてなしマイスター!!」を合言葉に、10月下旬から昼休みに准校長室でお茶会(・・・と生徒が命名しました)を開いています。
本校がある堺市は「茶道」を大成させた千利休が生まれたところです。
みんなもおもてなしの心を育んでほしいなあと思って始めました。
どんなのかなあ~と興味のある生徒がやってきます。
1回の時間は短いですが、続けるうちに、ふんわりと泡立った、いい香りのするお抹茶を点てるようになります。
そして一服・・・「おいしい!」
苦くてのみにくいかなと思っていたのですが、評判は上々です。
また、自然と部屋が「和」の雰囲気になっていくのも不思議です。
ちょうどその時間に来られたお客様にお出しすることもあり、少し驚かれますが、喜んでくださいます。
来室した生徒にはマイスターカードを作り、回数によってマイスターの認定証を渡します。
10月下旬から12月までの来室者はのべ137人で、ブロンズマイスター15人、シルバーマイスター10人、ゴールドマイスター7人が誕生しました。
廊下で「今日、お茶会ありますか?」と尋ねられたり、「明日も来ます」といって帰っていく生徒がいたり・・・私にとっても、楽しい、貴重な生徒との交流の場になっています。