今回は2年生から進む"系専科"についてご説明します。
まずは、"機械系"です。
「機械」と聞くと皆さんはどのようなイメージを持ちますか?
歯車やロボットなど様々だと思います。どれも正解であるように、機械と言っても当てはまることがたくさんあります。系での授業や実習では、基本的なことを学ぶと捉えていただければと思います。
機械系には、2専科「機械技術専科」「機械設計専科」があります。
技術専科とは・・・機械加工や制御についての基礎的な技術や技能を習得します。
設計専科とは・・・機械設計に関する基礎的な知識や技術・技能を習得します。
学ぶ内容には重複しているところも多いので、ここでは専科分け隔てなく書きます。
①主な授業・実習について
ものづくりは様々な工程を経て完成します。そのうち、機械系では主に下の図にあるような工程について学びます。
②課題研究について
3年生の授業です。これは3系共通して実施し、様々な取り組みからやりたいことを自ら選ぶ、もしくは取り組みをゼロから始められる授業です。
③習得できる資格について
主な資格を以下で紹介します。
・JIS溶接技能者評価試験、、、、溶接作業(アーク溶接)の技能レベルを公的に評価する資格試験。
・機械加工技能士(2級・3級)、普通旋盤作業の技能レベルを公的に評価する国家試験。
・機械検査技能士(2級・3級)、機械検査作業の技能レベルを公的に評価する国家試験。
・基礎製図検定、、、、、、、、製図の基礎知識に関する検定試験。投影図や補助投影図などがある。
・初級CAD検定、、、、、、、、製図の基礎知識やCADの基礎的な技術に関する検定試験。
※CADとは、コンピューターを用いた製図のこと。
他にも、小型フォークリフト特別教育やガス溶接技能講習修了などの資格や講習があります。
(機械系には機械系ブログや機械系公式YouTubeチャンネルがあります)
機械系ブログ:https://www.osaka-c.ed.jp/blog/sano-t/machine/
佐野工科機械系公式チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCn7wmBC-LUirWrFZzR9XgGQ