職員研修を実施しました

 20日(水)午後は、「性的違和感のある若者の抱える困難さを求めるニーズを中心に」というテーマで、れいんぼー神戸とFRONT関西のスタッフの方を招いて研修を行いました。本校では、昨年度からLGBTの子どもたちへの支援や取組について考えるため、複数回にわたって職員研修を行ってきています。今回も様々な資料を用意していただき、当事者の思いについて具体的に分かりやすくお話していただきました。ひとり一人の人権を大切にする学校であるために、これからも私たち教職員のひとり一人の人権感覚を磨いていきたいと思います。

 

 21日(木)午後は、「愛着障害の理解と愛着の問題を抱えるこどもへの支援」について、和歌山大学教育学部の米澤好史教授にご講義をしていただきました。公開研修として行ったので、府内の支援学校や小・中学校から70人を超える参加者がありました。愛着について課題を抱えているこどもたちへの対応に日々悩んでいる私たちは、「こどもがわかれば、支援が見える」「愛着の修復は、いつでも、だれでも、どこでもできる」という言葉にとても励まされました。今回の研修で学んだことを実践に生かし、こどもを正しく理解しながら、自信を持ってこどもたちの心を満たしていけるよう努力を重ねたいと思います。

 

 22日(金)午後は、藍野大学作業療法科の丹葉寛之先生に「姿勢保持と日常生活活動」についてご講義いただく予定です。丹葉先生には日頃から本校の生徒の個別の課題について、指導助言をいただいております。本日は、姿勢やポジショニングについて教えていただき、本校の教育活動全般に生かしていきたいと思います。

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