今回は次の3つの作業学習を紹介します。 【校長発信】
<織りの分野>
この分野は1年生中心の分野です。簡単な織機で機織りを学びます。
縦糸は先生が準備し、横糸を生徒が織り込んで布を作ります。織った
布を製品に仕上げるところまで学びます。2、3年生でも一部の教科
で織りの授業を取り入れて学びます。発展形で縦糸を染めたりします。
支援学校では伝統ある分野です。
<縫製の分野>
この分野はハリやミシンを用いて布を加工する分野です。1年から
3年生まで選択される場合が多いです。最初はハリの使い方を学び、
少しずつ高度な内容へ進んでいきます。学年が進むとミシンの使い方
を学び、自分の作りたいものを先生に伝えて取り組みます。なかなか
細かな細工をした物品を作っています。
<手工芸の分野>
この分野は今年度より3年生で始まりました。手芸等の分野が中心で
毛糸や身近な材料を用いて日常品の小物を作る分野です。今回の作品展
に向けていろいろな作品を作りました。
次年度からは、全学年で実施可能となった分野です。日頃の授業では
楽しそうでゆったりとした時間が流れています。見学している時、私が
ほっこりする分野です。
作業の時間は、生徒たちが熱心に取り組んでいる姿をよく見かけます。