5期の皆さん。こんにちは。
少しずつ元の生活に戻りつつありますが、いかがお過ごしでしょうか。
水泳部2年の女子選手です。
もしお時間が許すようならば、私の話聞いて欲しいなぁ...なんて思っています。
私は水泳経験者です。2歳からベビースイミングを始め、小学校3年生からは選手コースで練習してきました。スイミングスクールでは、週に7回練習があります。さらに夏のシーズンになると、そこに部活動もプラスされ、最大で週に14回、プールで練習することになります。
水泳選手が耳にタコができるほど言われるのは、「魚になるまで泳げ」です。
そんなもんなれるか、と思いますよね。まぁ勿論なれないんですけど。しかし驚くことに、10年以上水泳やっていると、指の間の水掻きが発達してくるんですよね。私の水掻きは人よりも広くて伸びています。水をより多く掴みたいと言う意思が、体を変えたのです。生きてる間に進化というものを自分の体で体感するとは思ってもいませんでした。さらには、有名な話ですが肩幅が広くなります。骨格がもう水泳用に広く変わってしまったので、競技を辞めても元に戻ることはありません。
人間が進化してしまうぐらいハードな競技。それが競泳です。
ただひたすら同じ場所を往復する。反復動作の究極系と言えます。
そして大きな特徴が、経験者であれ未経験者であれ、全員が、等しく、活躍の舞台を掴み取るチャンスがあるということ。それは競泳競技の良いところだと思います。先輩後輩の壁は、数字を前にすると崩れます。年齢がどうであれ、速い人がレギュラーです。
自分が頑張れば、タイムが上がる。タイムが上がれば、出れる試合が増える。
単純明快、かつモチベーションを維持し易いというのは大きなメリットです。
「負けたくない」
「まだやれる」
この言葉を貫いたスイマーは強いです。
個人競技が故、結果は全て自分に返ってきます。結果は、自分を変えてくれます。これだけ自分はやれたんだ、と大きな自信になるのですから。
周りを気にして流されてしまうような青春なんか、面白くないと思いませんか。
泣いたのがプールなら、笑うのもプールです。泳いだ思い出しかない夏、カッコイイじゃないですか。
私たちと一緒に
青春を水泳に捧げてみませんか。
熱く語ってすみません。ここまで見てくださった方、ありがとうございました。
(記載 水泳部顧問 網代)