第75号 柿の木

 校庭の一角に柿の木が自生しています。よく見るとたわわに実をつけており、秋の風情が感じられます。一般的に柿の木が実をつけるまで8年ほどの年数が必要と言われていますが、校庭は環境も良く生長もはやいかもしれません。

 とても美味しそうに見えるのですが、実は渋柿であり、食べることはできません。そこで、干し柿という案もあるのですが、そのような風景もほとんど見ることはなくなりました。

 中間考査真っ最中、秋の季語でもある柿の木を帰り際に見てみてください。

 「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」正岡子規