授業の紹介をします。2年生の古典探究では「源氏物語」の若紫の巻を取り扱っていました。生徒たちはこれまで桐壷、藤壺と学んでおり、新しい展開となる若紫に入っていきます。
内容は複雑な人間関係を主軸に平安時代当時の恋愛関係が綴られています。とはいえ、今の高校生にとって恋愛の在り方はとても自由かつ多様性に満ちた様々な形が当たり前でもあるでしょう。実は平安時代当時もなんら変わりなく、多様性ある人と人との形を学ぶことができました。
そして、授業者はそんな高校生に「こうあるべき」ではなく、冷静に恋愛を理解し、受け入れようとする立場で授業を実施していました。源氏物語、深いです。



