韓国研修旅行報告

 平成27年8月21日(金)より24日(月)の3泊4日の日程で、姉妹校である韓国の中央大学校師範大学附属高等学校との交流事業として韓国研修旅行を行いました。本校生徒は14名が参加しました。この研修では本校生徒に韓国の附属高校からバディ生徒が付き、またバディ生徒がホストファミリーとなって、本校生徒の宿泊先となります。

①8月21日(金)

 関西国際空港を9時30分に飛び立ち、昼過ぎに附属高校に到着しました。ソウル市の高層ビルが立ち並ぶ最も進んだ地区に附属高校があり、交通標識や看板などがハングルでないなら、日本にいるように錯覚します。到着後、歓迎式があり、学校紹介、附属高校ダンス部の発表、両校挨拶、バディ生徒の紹介がありました。その後、歓迎パーティーでバディ生徒とともに自己紹介などで交流を促し、夜はホストファミリー宅で宿泊しました。(写真は出発時の関西国際空港、中央大学校附属高等学校)

 

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②8月22日(土)23日(日)

 22日(土)はバディ生徒とともに関係者全員で韓国民俗村などソウル散策をおこないました。23日(日)は各生徒がそれぞれのホストファミリーとともに、韓国での生活を満喫しました。多くは食事や観光やショッピングなどを楽しんだようです。ただ、会話では双方とも苦労していますが、苦労しながら築くコミュニケーション作りが今回の最大の研修目的です。(写真は韓国民俗村でバディ生徒とともに)

 

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③8月24日(月)

 最終日は、附属高校での授業見学や体験授業をおこないました。授業では、何事にも積極的な韓国の生徒は、聞かれれば手を挙げ自分の意見を述べます。この積極性は見習いたいものです。体験授業では、簡単な韓国語講座や古典音楽の授業などをバディ生徒とともにおこないました。もう、この時には簡単な単語を並べ会話を進め、双方が協力して授業を受けていました。昼食は、付属高校の食堂で頂き、昼過ぎに学校を後にしました。(写真は、体験授業、昼食風景)

 

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 3泊4日の短い研修旅行でしたが、この研修旅行に関わった附属高校の先生や生徒にお礼を申し上げたいと思います。また、本校生徒も附属高校の生徒と積極的に関わりを持ち交流してくれ頑張ってくれました。多くの事も学ぶことができました。私は、結団式で「結ばれること(交流すること)は、違いが分かることでもあります。違うことは当たり前です。積極的に交流しましょう。」と言いましたが、その通り実践してくれました。また、今回の研修旅行で違いは分かりましたが、あまり違わないことも分かりました。それは、言葉は違いますが、生徒たちのメンタリティはあまり違わないことも分かりました。私たちが巡り会った韓国の生徒たちは、明るく親切で礼儀正しく好感が持てました。本校生徒も実感したのではないかと思います。たいへん充実した研修旅行だったと思います。次は、来年1月に韓国の附属高校の生徒が本校を訪問することになります。違いを乗り越え、理解し合える関係づくりに期待しています。