~障がい特性や発達段階に応じた「合理的配慮」について~
9月3日、大阪大谷大学教育学部の小田浩伸教授をお招きして、校内人権研修会を開催し、全教員が参加しました。
平成28年4月に障害者差別解消法が施行されます。学校における「基礎的環境整備」として、
・ユニバーサルデザインの視点を生かした授業づくり
・安心できる学級集団作り
の二点が重要であり、これらを通じて児童生徒の自己肯定感を高めていく必要があるとされました。
また、的確なアセスメントによる個別支援を明確化し、個別の指導計画や個別の教育支援計画を作成すること。それらの計画に基づき、合理的配慮が確実に機能しているか検証していくことが重要とされました。
また、後半では体験型のワークショップを行い、「自己決定、自己選択」とはどういうことか、グループでディスカッションをしました。
また保護者に寄り添う支援についても、小田教授の体験談を交えてお話がありました。