晴天の久宝寺緑地陸上競技場に号砲!

中学生向けの学校説明会をすると「八尾高校は体育の授業が厳しいんでしょ?」とか「運動が得意な子じゃないと行けないんじゃないの?」という質問をときどき受けますが、これは間違いです。他校に比べて体育の授業が厳しいということはありません。1月のオープンキャンパスには200名近い中学生やその保護者の方々に参加していただきましたが、その時のスライドには体育の授業の様子を加えさせていただき、説明もさせていただきました。本校は運動部活動が盛んな学校ですが、吹奏楽部や軽音楽部は多くの部員が所属し活躍していますしダンス同好会もできました。

もう一つ、良く質問を受けるのがマラソン大会についてです。マラソン大会は本校の伝統行事でありその昔は八尾市街を走っていたそうですが、今は近くにある久宝寺緑地公園で実施させていただいています。今年は昨日2月5日(火)に晴天のもと実施しました。当日は大勢の生徒が一斉に走りましたのでジョギングをしておられる市民の方々などにご迷惑をお掛けしたと思います。ご協力に心から感謝申しあげます。

マラソン大会は男子10km、女子7km・・・それぞれの目標をめざして走ります。他人と競うのではなく自分が決めた目標に向けて努力するのが八尾高校のマラソン大会です。今回で2回目の出場となる私の目標は「完走」。開会式の挨拶でこんなことを話しました。

「優勝や上位入賞をめざして走る人もいれば目標タイムや順位を決めている人もいると思います」「マラソン大会は自分の決めた目標に向けて努力する練習です」「今日の私の目標は完走」「目標達成に向けてがんばります!みなさんもがんばってください!」

私にとって10kmは果てしない距離です。3kmを過ぎた頃から膝が痛くなり、それ以降はホントにしんどい時間でした。しかし、ゴールの瞬間スタンドから「校長先生がんばれ!」という声が聞こえた時不思議と元気になりました。ゴールした後は先生方と一緒に応援をしていましたが、最後にゴールするランナーが競技場に入ってきたときから拍手や声援が飛び交い、これこそが八尾高校の伝統行事マラソン大会の意味なんだと思いました。

八尾高生の心の柔らかさを知る機会になりました。

男女各上位3名は次のとおり。

女子 優勝 吉田果恋(2)28分0秒 準優勝 岡本愛花(2)28分4秒 第3位 竹 優花(1年)28分8秒

男子 優勝 岡島峻平(2年)34分43秒 準優勝 藤井 光政(2年)35分16秒 第3位 勇 友紀35分21秒

   

カレンダー

2025年5月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31