学校休業期間中、退屈することも多いと思います。今日は、厚生労働省が出したチラシを紹介します。外出する場合は、このチラシに書いてあることをしっかり守ってください。
自分はだいじょうぶだろう...と根拠なく思ってしまうことを「正常性バイアス」と言います。この言葉は災害の時によく使われる言葉です。根拠なく「だいじょうぶ、地震は来ない」と思っていても地震は来ます。根拠なく「自分は罹らない」と思っていても、新型コロナウイルス感染症には罹ります。万一、症状が出なかったとしても相手はウイルスです。感染しているけど無症状で経過し、知らず知らずのうちに誰かにうつしているということも十分に考えられます。高齢者や基礎疾患のある方など重症化するリスクの高い人が近くに居るかもしれません。感染拡大防止は、自分のためだけではないのです。
チラシのタイトルは「密を避けて外出しましょう」です。
クラスター(集団)発生のリスクが高いのは、頭に「密」のつく3つの条件がそろう場所だそうです。その条件とは①「密閉空間」(換気の悪い場所)②「密集場所」(多数が集まる場所)③密接場面(間近で会話や発声をする場面)です。
新型コロナウイルスは見えません。だからこそ、私たちも社会の一員としてウイルスと戦う意識を持つことが大事なんだと思います。あらためて、みなさんの協力をお願いします。