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学校長挨拶



新校長就任の挨拶 

―未来からの呼びかけにこたえて―

校 長  河内 節夫

校 長  河内 節夫


  みなさんこんにちは。この4月より酒井等校長先生の後任として赴任いたしました河内節夫でございます。よろしくお願い申し上げます。

羽曳野高校は、昭和46年に大阪府立の第72番目の公立高校として誕生しました。今日まで、緑豊かな羽曳野というこの国の「まほろば」の地に、若人の「まなびや」として歴史と伝統を築いてまいりました。知・徳・体の調和のとれた人格形成をめざし、学習と部活動の両立を大切にした教育活動を展開することで、「実力の羽曳野」と呼ばれ、多くの優秀な人材を輩出してまいりました。

 しかし、平成19年度に西浦高校との統合整備が決まり、平成23年3月には40年の歴史に幕を降ろすことになりました。平成20年度に最後の入学生(38期生)を迎えましたが、平成21年3月には38期卒業生を送り出し、平成21年度は2・3年生の2学年、生徒数494名になりました。少しの寂しさは拭えませんが、生徒も教職員も力を合わせ、明るく元気な学校づくりに頑張っています。

平成21年度には羽曳野高校の伝統を引き継いでくれる新たな「まなびや」懐風館高校が開校しました。4月には第1期生を迎え、この羽曳野の校地・校舎では、懐風館の1年生と羽曳高(はびこう)の2・3年生の生徒778名が集い、これまでと変わらず活発な教育活動が展開されています。

羽曳野高校はあと2年で閉校となりますが、教職員は今一度、初代校長宮崎 博先生の建学の理念  「未来からの呼びかけにこたえ、誠実に、たくましく生きぬく、明朗な人格を養う」 に立ち返り、これまで以上に生徒一人ひとりを大切に、持てる力を十二分に伸ばすことができるよう、時には厳しく時には優しく、さまざまな教育課題に全員が一丸となって取り組んでいく所存でございます。

これからも、羽曳野高校にご指導・ご声援を頂きますようお願い申し上げます。