進路指導>合格体験記

合格体験記

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「自分を信じて」


  35期生 Y.E.さん  (近畿大学)

 自分は早々に進路を決め、1年の時点で行きたい大学を意識し始めていました。まず最も言いたいことは、授業をしっかり受けろということです。継続することはしんどいかもしれませんが、慣れてきます。決して寝たりしないでください。そうすれば、自宅学習がやりやすくなるでしょう。要するに、時間を上手に使うと、普段はクラブでもバイトでも何でもできるわけです。

そして3年になったら、なるべく早く大学と受験方法を決めましょう。遅くとも、夏休みが始まるまでには、受験日までのおおまかな予定を立てると良いです。それからは自分の立てた予定を信じて、自宅学習なども実行します。こんなことで大丈夫なのかと不安になることもあると思います。それでも自分のやり方を信じて、周りに振り回されないようにして下さい。そのかわり、その自分で立てた予定を絶対にサボらないで下さい。それが受験において最大の踏ん張りどころです。

以上が自分の受験勉強法ですが、自分に合ったやり方をみつけ、最後まで頑張ってください。

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「挑戦してみる」

 36期生 Y.R. さん(関西外国語大学短大部)

 私は絶対就職すると思っていました。「なんで大学・短大に行ってまで勉強しなあかんの?」と思っていたからです。だから日頃の学校生活も適当にしていました。

 私が進学しようと決めたのは高3の初めでした。その時になると進路の話が多く、「自分はこのままでいいん?」と考えるようになりました。でも自分のやりたいことはないし、何をしたらいいかわからないし、将来の夢もありませんでした。ずっと悩んでいました。

 私は外国が好きなので英語の勉強をしたいと思いました。次は志望校の決定でとても悩みました。先生にも友達にも相談にのってもらって、最終的に関西外大の短大部に決めました。オープンキャンパスに行った時に「絶対行きたい」と強く思いました。でも私にとってこの短大はレベルが高く、指定校推薦も無理でした。この時今までの学校生活を後悔しました。そして推薦入試を受けることにしました。でもみんなから「絶対無理やろ」とか「本気で頑張らな無理」と言われました。それでも私はだめもとでやってみようと決めました。

 本格的に受験勉強を始めたのは7月ぐらいでした。まだバイトもしていて、「受験勉強て何をしたらいいんですか?」から始まりました。塾にも通い始めました。勉強していくうちに自分の勉強不足がどんどんわかってきて悩んだりしました。英語の短大に行こうとしているのに、7月の頃は英検3級にも落ちたぐらいでした。受験勉強を始めるのが遅かったけれど、11月の推薦入試までやれるところまでやりました。

 そして応援してくれたり、いやほど私の相談を聞いて助けてくれた友達、先生、運のおかげで合格することができました。専門学校ならAO入試などもありもっと楽だと思うけれど、受験して、自分の考え方や環境が変わって成長できた気がします。今は入学するのが楽しみです。

 みんなに伝えたいことは、「あきらめるのだけはあかん」ということです。私も受験すると決めた時、受験する人がまわりにあまりいなくて不安でいっぱいでした。この『進路の手引き』の合格体験記を何回も読んで自信をつけたりしました。今逆に私がこの体験記を書けるなんて夢にも思っていませんでした。

 今自分の夢とか将来に迷っている人は、挑戦してほしいと思います。自分の進路を決めるのは本当に難しいけれど、今目の前にある問題を「やる」か「やらない」だったら、絶対に「やる」道に進んでほしいです。やったことは無駄になりません。

 みなさんも来年笑顔で春を迎えられるようにお祈りしています。

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 「看護・医療系を目指す人へ」


33期生 N.N.さん  (関西医科大学附属看護専門学校)


 三年生になって看護・医療コースに進んだ私は、最初の頃は受験生という実感をなかなかもてずにいました。普通に勉強し、毎日を楽しく過ごしていました。しかし、時間が経つとともに、周りの友達が受験モードに入っていくのを見て、私も受験生なのに、このままでは駄目だと思うようになりました。私と同じ看護師を目指す友達は何人かいたのですが、そのほとんどの友達が塾や予備校に通い始めていました。私は、塾や予備校に通うことができなかったので、周りの友達を見ていると、私一人だけおいて行かれるような気がして、不安で一杯でした。でも、その不安が私を本気にさせてくれました。不安なんかに負けずに、精一杯がんばろうという気になりました。

 私が始めに取り組んだのは、苦手を征服することでした。私は、数学が大の苦手で、いつも数学に悩まされていました。何度も問題を解き、解らないときは、先生に質問し、解るまで粘り続けました。時間はかかったけれど、自分の力で問題を解くことができたときの喜びは、本当に大きかったです。その時、初めて数学の楽しさを知りました。教科書の問題を何度も解いたり、専門学校の過去問を解いてみたりして、一つでも多くの問題に対応ができるようにしました。そして、私にとって数学は、苦手から得意へと変わっていきました。受験勉強の時間の大半を数学に費やした甲斐あって、本番の入試でも数学に悩まされずに済みました。苦手をなくすことで、自分の希望する道に近づけた気がしました。苦手をそのままにせず、どんどん克服していこうと思いました。

 合格発表で、自分の番号を見つけたとき、言葉にできないほどの喜びが込み上げてきて、自然と笑みがこぼれました。努力した分、結果がついてくる。この言葉を信じて、がんばり続けて本当に良かった、と心から思いました。

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