ようこそ みどり清朋高校へ
みどり清朋高校は、平成20年4月、新たな普通科総合選択制高校として開校しました。
大阪府教育委員会の「府立高校の生徒一人ひとりが自分の興味・関心、能力・適性、進路希望等に基づき主体的に学習に取り組めるよう」策定された「府立高等学校特色づくり・再編整備計画(全体計画)」の平成18年実施対象校となった、八尾市にある「清友高校」と東大阪市にある「池島高校」を再編統合し、両校の歴史と伝統を引き継ぎ、新たに誕生した高校です。
本校では、生徒が興味・関心や進路希望などに合わせて、特定の分野の科目を選択学習できるよう、第2学年から「理数・自然」「情報・表現」「スポーツ」「保育・福祉」「国際文化」「人文」の6つの「エリア」を設けています。生徒は第2学年から必ず一つのエリアを選択して、エリアごとに全員が共通に学習するように指定されたエリア指定科目や、エリアに関係なく多数設定されている自由選択科目などを学習することになります。
本年4月に入学した第1期生の本校での生活も早や7カ月が経過しました。今、池島高校の2年生および3年生と、みどり清朋高校の1年生が同じ校地・校舎でともに学び、ともに生活しています。体育大会や文化祭などの学校行事、運動部・文化部のクラブ活動、そして、日々のさまざまな場面での両校生徒の学校生活が円滑に進んでいることをうれしく思っています。さらに、部活動やキャリアデザイン夏期講座(職業体験講座)などでの清友高校との連携も進んでいます。今後も3校間の連携を進めてまいります。
さて、わたしは第1期生のエリア等のガイダンスのスタートにあたり、次の文をおくりました。
「考えてほしいのです あなたに」
あなたの夢は何ですか。
あなたは、今、何に興味がありますか。
あなたは、今、どんなことに関心がありますか。
あなたの興味や関心は、あなたの成長ととともに変化していくかもしれません。
しかし、あなたには未来に向かって進んでいく気持ちを持ち続けてほしいのです。
わたしたちは、あなたの夢の実現をサポートします。
夢は実現する。信じてみませんか。そのために、みどり清朋高校は生まれました。
未来に向かって進むのはあなたです。
さあ、もう一歩踏み出しましょう。 (H20.5.15)
現在、1期生の生徒たちは、2年生からのエリア選択の最終調整中です。10月24日には第1期生の生徒会が発足しました。たくさんの立候補希望者があり、みどり清朋高校の歴史に新しい1ページがきざまれました。また、夏休み中の8月28日に実施した体験入学には、中学校3年生の生徒をはじめ、保護者や先生がたなどたくさんの方の参加をいただきました。わたしたち教職員は、教育目標にかかげた「新しい時代を創造する、心豊かでたくましい生徒を育てる」ために、これからも生徒一人ひとりを大切にした教育活動を展開してまいります。そのためにも、学校と家庭、そして地域社会が一体となった取組みが一層求められます。今後ともご理解とご協力をお願いいたします。
平成20年11月1日
大阪府立みどり清朋高等学校 校長 清水 信行