演劇部 全国大会出場決定!







演劇コンクールを終えて
      ―――3年生の想いを1・2年生に託します―――


 今回の劇を作るにあたって『苦労したこと・しんどかったこと』の1つ目は、≪台本の内容作り≫です。今回の劇は、運動会・子供のために頑張る親たちというのをテーマにしています。しかし、運動会というテーマは、どうやって舞台で表したらいいのか、子供のために頑張る親たちの気持ちは、どうやって見ているお客さんに伝えたらいいのか…。この2つは部員全員が相当悩みました。この難題を解決する為に、部員で何度も何度も話し合いをしました。ホントに、これが1番しんどかったと思います。けど、この話し合いが無ければ、今の台本には辿り着いていなかったんだろうなーと、最近つくづく思い知らされます。
 2つ目は、何よりも≪疲労≫がたまっていった事です。11月に入ってからくらいは、練習時間も増やし、夜も学校にいる事が多かったです。そして、次の日は学校のため朝が早い…。顧問の先生を含め、ほぼ全員が『睡眠不足』との戦いになりました。
 でも、これとは逆に『楽しかったこと』もたくさんありました。外での公演だったので、他校さんと知り合えること・広い舞台を使えること・そして何よりも、今の演劇部のメンバーでこの舞台を作っていけたこと…。たくさんぶつかり合いやケンカもあったけど、これはいつまで経ってもイイ思い出になると思います。
 地区大会・府大会・近畿大会…それぞれの本番を、全員が『悔いが残らないように思いっきり演技しよう!』という気持ちで臨みました。そして、見ているお客さんを楽しませる為に、自分達も楽しんで演技をしました。それが良かったのか、各大会で最優秀賞をいただき、ついに念願の全国大会出場を果たしました!しかし、全国大会は来年の7月末に行われるので、私たち3年生は残念ながら出場できません。12月23日に京都造形芸術大学の春秋座で公演する『Breakthrough』が、3年生にとっては、本当に最後の『Breakthrough』の舞台になります。正直、少し悔しい気持ちもありますが、私たち3年生の想いを後輩に預けて、卒業しても7月末まで演劇部の一員として一緒に頑張っていきたいなと思います。
 ここまで来れたのは、たくさんの方達の支えがあってのことだと思います。本当にありがとうございました!この場を借りてお礼を申し上げます。
 そして、これからの私たち演劇部も、最後まで応援をよろしくお願い致します!!

                                              演劇部代表



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