土地の性格と災害

  1. 造成地
    丘陵を切り崩して作られた造成地では、地質・地形が不安定なので、豪雨にみまわれると地盤がゆるみ崩れる危険がある。水抜き穴から濁り水が出てきたら要注意である。
  2. 扇状地
    山間部の集中豪雨に用心することが必要である。豪雨によって山崩れが起こると、土石流が扇状地を直撃する。避難の準備は早めに行うことが大切である。
  3. 山岳地帯
    山崩れは集中豪雨だけででなく地震によっても発生する。日頃から災害対策を怠らないことが大切である。特に樹木の少ない山間部では土石流の危険をはらんでいるので厳重に警戒しなければならない。
  4. 海岸地帯
    高潮に注意しなければならない地帯である。満潮の頃台風が接近すると大きな高潮が発生する。特に低い土地では厳重な警戒が必要である。
  5. 河川の流域
    昔、河川敷だったところや河川の流域は豪雨によって洪水に見舞われる危険が大きい。洪水予報・警報がでたらいつでも避難できる態勢をとっておくこと。

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