1月29日から2月1日までの修学旅行中の出来事を掲載いたします。
動画再生もできます。(QuickTimeVR
またはVivioActiveプラグインが必要です)データのサイズはいずれも250K程度です。
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1月28日(火)
4時限目終了後体育館で結団式を行い、本校音楽科内田教諭による蛇味線演奏と歌によるエールが送られました。
from Okinawa Island written by K. Watanabe. Uploaded by M.
Yoshimura
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今日の出来事
気温22度、快晴。大阪では4月末から5月連休にかけての陽気であろう。本日は全クラスが3つのグループに分かれて沖縄本部の戦地跡を中心に平和学習を行った。(詳しくは以下の生徒のレポートにあります)本日特筆すべきは遅刻者の合流。昨夜4名ほど体調不良者が出たが、通院により快方に向かう。明日はクラス別の沖縄観光である。
生徒よりのレポート
沖縄はとてもきれいで美しいところです。そして沖縄に飛行機で着陸したとき「えー、ここって大阪と同じやんか!大陸続いてるん?!」と思うほど日本の一部なのです。他府県と変わらないのです、、、。でもそれもつかの間のことでした。東南植物園を見学し終えた後、私は2つの衝撃を受けました。米軍の戦闘機のようなものが沖縄の美しい空を飛んでいたのです。はじめてみた驚きとともに「あ、やっぱり米軍基地があるのだな、、」という事実を知りました。そしてその米軍基地へも今日行きました。中にはいれてもらえなかったものの、あれは見るだけでも実感がありました。普通に車が走っているのに、その奥にはやはり、あの戦闘機のような怖ろしいものがありました。壕に入るとき、、さまざまな思いが頭をよぎりました。昨夜聞いた宮良ルリ先生の貴重な話し、学校で見た映画「ひめゆりの塔」、、かわいそう、悲しい、でもその事実を過去の出来事を私の身をもって知りたい、..怖い...という思い。それをこの修学旅行で体験することができ、わたしはとても「こうえい」に思いました。[2-9,IM,NM]
安保の丘
9時にホテルを出て、私たちがまず最初にバスを止めたのは安保の丘でした。丘といっても意外なほど小さくてその小高い丘の前に延々と広がる米軍基地(嘉手納基地)の広大さに「うわぁ」という驚きの声があがりました。確かに、すごききれいに整備されていて一面に芝生が敷かれていて、例えばそれらが基地であることを知らない人にとっては、とても住みやすそうな土地に見えるぐらいです。金網の外からしか見ることができない私たち日本人がとても小さく感じられ、悔しくて悲しかったです。[2-9AK,
NM]
摩文仁の丘・平和記念館
すごく景色がきれいで写真をたくさんとりまくりました。ここで起こったことを全然思い描くことができないほどきれいだった。
でも、地平線を見ていると...米軍の船が海をおおうほどやってきた昔のことを想像してみた。鳥肌がたつほど恐ろしい気持ちになった。[2-1,NG]
ひめゆりの塔
姫百合学徒隊の人たちの写真がずらっと並んでいるのを見て、この子達は青春まっただ中なのに楽しいことや将来の夢も語れなかったほどのひどい時代に生きて、とても悔しかったと思う。私たちは幸せな時代に生きられてよかった、という意味じゃなく、この事実を忘れず、平和を守っていきたい。
ガラビ壕
今日、壕に入ってあらためて平和の大切さを学びました。
あの真っ暗な中で兵士の傷の手当をしたり、むごい死体の処置を私たちと同じ年代の人たちがやってたなんて信じられませんでした[2-5,SN]
壕に入る前と後では、太陽の印象っていうか、意味がぜんぜん違って思えた。壕から出たとき太陽はすごく明るくてほっとした。[2-5,K.K.]
(すべて原文のまま)
この夜のキャンプファイアーより(QuickTime
Movie250k)
朝、午後とも定刻通りに行動。すっかり沖縄の気候に慣れてしまい、大阪の寒さを忘れてしまう。関西空港に着陸前に「大阪の気温は7度」と聞いて、生徒も教師も大きな溜息をついた。往路もそうだが帰路もジャンボ機のタッチダウンの瞬間、「おー」という安堵の声。生徒たちの本当に楽しそうで、良い思い出づくりができたことが最大の収穫である。
首里城
今帰仁(ナキジン)城跡へいったときはあまり実感がわかなかったけれど、今日復元された首里城を見ると、文化の違いが良くわかりました。壮大な城を目前にして、新鮮な沖縄を感じることができて、とてもうれしく思いました。次の国際通り散策では、大阪に似た雰囲気と、沖縄県ならではの暖かい人柄にふれ、この修学旅行の最後を締めくくるにふさわしいものでした。奇跡の1マイルを自分お足で歩いたことにより、いっそう沖縄の平和を願わずにはいられませんでした。[景山ゆかり]
首里城散策
首里城の雰囲気は中国と似ているとバスガイドさんが言っていたとおり、自分が中国に来ているようだった。お城の中は赤と黒の色あわせですごく綺麗だった。王が座る部分がかたそうだったからきっと座りにくかっただろうなと思った。
国際通り散策
1時間半という短い時間だったので前の日の夜にみんなで行く場所を決め手いたけれどあまりのお店の数の多さに結局計画通りにできなかった。でも、大阪では売っていないものが買えたのでよかった。本当に1時間半という時間は短すぎた。次に来る機会があったら、もっとゆっくりと買い物したい。[2-3
WTB]
河南高校生2年生は無事、関西空港に降り立ちました。戦争の傷跡、観光など現代っ子の生徒にとっては一人一人感じるものはそれぞれ違うものがあるようですが、ひとまず大いに楽しみ友人と語らい、有意義な旅行であったようです。今後も生徒たちへの惜しみないエールを送り続けていきます。保護者、先輩の皆様方、熱き応援をよろしくお願いいたします。
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とっても楽しかったよ!守礼の門より