東北被災地訪問プログラム 現地速報
第1日目
募金活動
今回は台風の影響で直前の募金活動は中止となりましたが、終業式での挨拶と、
校内での募金活動を行いました。校内で行った募金4回で計\14,500となりました。
今回は、5校で生徒80名での活動となります。台風影響下の出発のため、現地と連絡を取りながら
安全第一で活動します。
出発にあたって生徒の言葉より
午前中、バスでの移動から、大島へ、フェリーでの移動に。移動中に見えた防災庁舎。その説明から、改めて東日本大震災の津波の恐ろしさを感じた。フェリーを降りると40分の山越え。山を越えて辿り着いた港で、昼食の後、資材運びのお手伝い。山の上の置き場まで木材を運び、並べていく。木材を並べる作業は、現地の方と協力することができた。木材置き場までの道は登り坂だったが、登った先での作業は楽しむことができた。作業の後、牡蠣の養殖場の説明を受けた。牡蠣の養殖がどのように行われているのかわかった。大島から本土に戻り、八背森へ。ホームステイ先ではとても優しくしていただき、食事もとても美味しかった。明日の作業に向けて、しっかりと休息をとりたい。【1年関口】
事前に話を聞き、想像は出来ていたつもりでした。しかし寸断された鉄橋や、建物がほとんど建っていない、盛り土をした土地を実際に見て私は大きな衝撃を受けました。そこが4年前まで町の中心部であったことさえ思い至りませんでした。復興作業にかかる時間を想うと気が遠くなりそうでした。普段の生活の中で4年前の震災のことは意識から薄れがちです。しかしまだ被災地は復興の途中であることを忘れてはいけないと思います。【1年雜賀】
今日は大島で活動をした。主な活動は、木材を運ぶことと、船に乗って、牡蠣の養殖の様子を見せてもらうことだった。木材を運ぶのはとても大変だった。急な山道を何回も往復した。被災地の方々は、毎日、地道にこのような作業をされているのだと思うと、胸が詰まる思いだった。肉親や、大切な人を失って、悲しみに暮れている中で、復興作業をすることは、どれほど大変だっただろうか。私には、想像することすらできなかった。そんな方々の力になれるチャンスが、今、目の前にあるのだから、自分にできることを、明日、明後日で精一杯やりきりたい。 【1年山口】
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